Rancho Cordova情報
引率者:林元 梓 先生 (霧島市立国分南中学校)
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Rancho Cordova引率者レポート
引率指導者から送られてくるレポートを掲載しています。
DAY 1
July 22, 2026
待ちに待った出発の日。鹿児島から出発する10名が鹿児島空港に集合しました。バスに乗り込むまでの時間、見送りに来てくださったご家族と写真を撮ったり、談笑したりと、3週間のお別れを惜しむ様子があちらこちらで見られました。「いってらっしゃい!」という温かい声に見送られながら、福岡空港へ向けて出発しました。緊張しているかな?と思いきや、途中のサービスエリアではスターバックスを片手にリラックスした表情でバスへ戻ってくる頼もしいメンバーもいました。
福岡空港に到着すると、福岡組7名もすでに到着しており、オンラインで見たことのある顔を見つけては、お互いに笑顔を見せ合っていました。搭乗手続きは予想以上に時間がかかり、荷物を預けて搭乗券を受け取る頃には、みんな少し疲れた様子でした。それでも保護者の皆様の温かいお見送りに励まされながら、いよいよ搭乗ゲートへ向かいます。ゲートでは、朝からサポートしてくださった濵田さんともお別れ。「えっ?濵田さん、行かないんですか?」「なんで大きな荷物を持っているんですか?」と驚く高校生男子チーム。濵田さんは、このあと沖縄組の出発サポートのため那覇空港へ向かわれるそうです。
無事に出国手続きを終え、飛行機へ搭乗。本日最初の機内食は韓国風焼きそばのみで、「"Beef or chicken?"って聞かれなかったね。」というかわいらしい会話も聞こえてきました。福岡からあっという間に仁川空港へ到着し、サンフランシスコ便まで約2時間の自由時間。広い空港やたくさんのお店にみんなワクワクした様子で、それぞれ思い思いに過ごしていました。
しばらくすると、桔平さんと瑛大さんがにこにこしながら戻ってきて、「1ウォンって何円ですか?」と質問。一緒にスマートフォンで調べたあと、「日本円でいくらですか?って英語で聞けばいいか…」と言って再び出かけていきました。これからの3週間、たくさんの「分からない」や「初めて」に出会うと思います。そんな時こそ、恥ずかしがらずに質問したり、学ぼうとする姿勢を大切にしてほしいと感じました。
サンフランシスコ行きの便は定刻より約30分遅れて搭乗開始となりました。搭乗列に並んでいると、中国人の男性が「あなたたち中学生?」「英語は話せないけれど、日本語は少し話せますよ。」と明るく声をかけてくださいました。その方は大阪に住んでいたことがあるそうで、生徒たちも笑顔で会話を楽しんでいました。3週間の留学では、こうした一期一会の出会いも大切な思い出になりますね。
約10時間のフライトを終え、いよいよサンフランシスコ空港へ到着しました。心配していた入国審査では、とても親切な係員の女性が「グループ?みんな一緒でOK!」と日本語で案内してくださり、2人1組でスムーズに審査を受けることができました。その後はスーツケースがなかなか出てこず、約1時間待つことになりましたが、全員分の荷物が無事にそろい、一安心。それぞれ自分のスーツケースが出てくるまでは、みんな少しハラハラしている様子でした。
空港ではキャロル先生とミシェル先生が笑顔で迎えてくださいました。温かい歓迎の言葉に、生徒たちの表情もほっと和らぎます。サンフランシスコは長袖を着ていても肌寒く、日本の蒸し暑さとはまるで別の季節のような気候でした。夕食はマクドナルドをテイクアウトし、バスの中でいただきました。アメリカで初めて食べるマクドナルドは、きっといつも以上に特別な味だったことでしょう。
そして、ついにホストファミリーとの対面です。到着はすっかり夜になってしまいましたが、どのご家庭も手作りのウェルカムボードを持ち、温かい笑顔で迎えてくださいました。その優しい雰囲気に、生徒たちの緊張も少しずつほぐれていったように感じます。長い移動の一日となりましたが、全員が元気に初日を終えることができました。これから始まる3週間、それぞれがどんな経験をし、どんな成長を見せてくれるのか、とても楽しみです。
DAY 2
July 23, 2026
今日からクラスが始まりました。長旅の後なので、「疲れていないかな?」「朝、起きられたかな?」と少し心配しながらスタディーセンターへ向かったのですが、“Good morning!”と笑顔で入室してくる生徒たちの姿に安心しました。お互いに、自分のファミリーのこと、ランチに何をもってきたか、日本からのお土産を渡せたかどうかなどを話していました。みんな、昨日は疲れてぐっすり眠れたようで、体調も良いとのこと。アメリカ生活が順調にスタートしています。
クラスは、キャロル先生とミシェル先生のお二人がオールイングリッシュで進めてくださいます。まずは毎日さまざまな英語のフレーズを学ぶ「Every Day English」の時間。今日のフレーズは “under the weather” “piece of cake” “break the ice” の3つでした。ミシェル先生から「どういう意味だと思う?」という問いかけがあり、最初はなかなか答えが出ませんでしたが、お二人が分かりやすく実演してくださり、少しずつ意味を理解していきました。今日は紳さん、虹恵さん、良南さんの3人が手を挙げて自分の考えを発表していました。また、“Thank you for …” のフレーズもいくつか学び、「ホームステイ中はどんなことでも『ありがとう』の気持ちを伝えることを忘れないでほしい」と先生方からアドバイスがありました。「どんなときに感謝を伝えるべきか?」をみんなで考え、車で送ってもらったときや食事を作ってもらったときなど、さまざまな意見が出ました。それぞれのステイ先で、たくさんの「ありがとう」を言葉にして伝えてほしいと思います。
続いて、先生方からトランプが1枚ずつ配られました。カードゲームかと思いきや、引いた数字の数だけ自己紹介文を英語で話すという活動でした。10を引いてしまい苦戦するメンバーもいましたが、それぞれ一生懸命、自分のことを英語で伝えていました。その後はアメリカのコインの名前や数え方を学び、先生方が提示した金額を紙幣やコインで作るグループ対抗ゲームにも挑戦しました。なかなか正しい金額にならず何度もやり直していましたが、楽しみながら数え方を学ぶことができました。午前中の最後には、もう一人のスーザン先生から、アメリカでより良く過ごすために大切なことについてお話がありました。ここでも「感謝の気持ちを言葉で伝えること」、そして「家族の一員として自分にできることを考え、“May I help you?” と自分から声をかけること」の大切さを教えていただきました。
午後からは、タイダイTシャツ作りを行いました。真っ白なTシャツに好きな色のインクを染み込ませ、自分だけのオリジナルTシャツを制作します。色や配置、インクの量を一人ひとりが工夫しながら、真剣な表情で取り組んでいました。今日はジップロックに入れて持ち帰り、ホストファミリーが最後の仕上げとなる洗濯と乾燥を手伝ってくださるそうです。完成を楽しみにしている様子が伝わってきました。片付けをしていると、心さんが “May I help you?” と声をかけてくれ、一緒に片付けをしてくれました。その姿を見た雅さんと瑛大さんも戻ってきて手伝ってくれました。午前中に学んだ「自分にできることを考える」を、すぐに実践している姿がとても印象的でした。
夕方からは Potluck Welcome Party が行われました。(莉鈴さんはファミリーの都合で参加できませんでした。)広い庭のある素敵なお宅に集まり、ホストファミリーと持ち寄りの料理を囲みながら食事をしたり、他のファミリーと交流したりと、楽しい時間を過ごしました。虹恵さん、結理さん、心晴さんの3人が描いてくれたポスターも飾られ、その素敵な出来栄えにホストファミリーの皆さんも写真を撮っていました。大きなプールでは、ホストブラザーの「Jump!」という声に励まされ、恐る恐る男子チームが飛び込みました。最初は緊張していましたが、次第にさまざまな飛び込み方に挑戦し、思い切り楽しんでいました。女子チームは泳ぐというより、おしゃべりを楽しんだり、飛び込む男子チームを見て盛り上がったりと、それぞれの時間を満喫していました。子どもたちがプールへ向かうと、多くのホストファミリーが自然とプールサイドへ集まり、安全に楽しめるよう見守ってくださっていました。その温かい姿に感謝するとともに、この17人がホストファミリーとともに素晴らしい3週間を過ごせることを改めて願った一日となりました。
DAY 3
July 24, 2026
今日は初めてのAll Day Tripの日。朝9時にSunrise駅に13人で集合し、ヒストリックフォルサムへと向かいました。今日の移動手段は、電車です。17人そろっていないのに出発していることに気づいた紳さんと貴斗さんが、「先に行っていいんですか?」「来てないメンバーは休みですか?」と心配して尋ねてきました。自分のことだけでなく、他のメンバーのことを気にかける余裕も出てきているようです。実は、結季さん、結理さん、心さん、瑛介さんは現地集合で、ファミリーと一緒にミュージアム前で待っていてくれました。
ヒストリックフォルサムでは、古さと新しさが混在する美しい街並みを見ることができます。約200年前からの建物もあるそうで、日本とはまるで違う街並みに、みんな張り切って、古き良き雰囲気を写真に収める姿が見られました。フォルサムミュージアムでは、ゴールドラッシュ時代のことを中心にカリフォルニアの歴史を学ぶことができます。今回は、開館前の時間に貸し切りで見学することができたので、思う存分に歴史に触れることができました。案内してくれたシーラからワークシートが配られ、生徒たちは15のアイテムを探し、クロスワードを完成させるというミッションをクリアしなければならなかったのですが…展示物は全て英語で説明されているため、「あっちにあったよ!」とか「これのことじゃない?」とお互いに助け合いながら、真剣に取り組んでいました。見るだけでなく、手で触れたり、昔の洋服を着用したりできるコーナーもあり、楽しみながら歴史を学べる時間となりました。
その後は、電車でフォルサムアウトレットへ移動しました。駅で電車を待つ間、1人の女性が生徒たちに話しかけてきました。少し離れたところから見ていると、とてもスムーズに会話をしています。キャロル先生とミシェル先生も「知り合いなのかしら?」なんて冗談を言うぐらいに、堂々とした受け答えをしていて、とても頼もしく感じる瞬間でした。アウトレットモールでは、約2時間半の自由時間があり、買い物したり、ランチを食べたりと思い思いに時間を過ごしていました。ブランド店が多く、円安事情を考えると、値段が気になるところではあったようですが、“Buy one, get one 50%(1つ買うともう1つが50%オフ)”などの表示をよく見ながら、できるだけ安くて良いものを買おうとしている姿が見られました。素敵なショッピングバッグを持って戻ってきた好矢さんに「高くなかった?」と尋ねたところ、「元は高かったけれど、70%オフですから!」とのこと。他のメンバーたちも上手にセール品をゲットしたようです。心さんと紳さんの「ダブルShin」は、アディダスでお揃いのシャツを購入し、早速着用していて、仲の良さが感じられます。
そして、今週最後のアクティビティはミニゴルフでした。暗い室内で、蛍光塗料で光る18のコースを1つずつクリアしていきます。ミニゴルフには、結理さんのホストブラザーであるルーカスも一緒に参加しました。9歳のルーカスは、とてもフレンドリーで、昨日のPotluck partyでも人気ものでした。彼は去年もミニゴルフに参加したらしく、コースの攻略法も知っていて、同じチームのメンバーに教えてくれたり、励ましてくれたりととても頼りになりました。難易度の高いコースもいくつかありましたが、どのグループもみんなで楽しく、盛り上がっている姿が見られました。暗闇の中でのゴルフなんて、日本ではなかなか経験できないと思うので、また1つ、貴重な思い出ができたのではないかと思います。
ゴルフ後は、Sunrise駅へと電車で戻り、ホストファミリーの迎えを待ちました。ホストファミリーの車が見えると、「来た!」とうれしそうに駆け出すメンバーもいて、それぞれの家族に絆ができつつあるように感じられます。送迎の際にも「日本の中学生が1番喜んでくれる週末の過ごし方を教えて」とか「週末に日本食レストランに行くのはどう思う?」と尋ねてくるファミリーたちもいて、どのファミリーも土日をどう過せば、みんなが楽しんでくれるかを考えてくれているようです。アメリカで過ごす初めての週末をどう過ごしたのか、月曜日にみんなの話を聞くのが楽しみです。
DAY 4
July 27, 2026
ホストファミリーと過ごす初めての週末を終え、新しい1週間が始まりました。雅さん、遥陽さん、優羽さん、私のステイ先は、ミシェル先生の自宅が近いため、ミシェル先生が送迎してくれることが多いです。今朝も、スタディーセンターまで送ってもらったのですが、遥陽さん、優羽さんの自宅まで迎えに行くと、どちらの家でもキッズたちが外まで出てきてお見送りをしてくれて、2人がしっかりと兄弟姉妹たちのお姉さんになっているなと感じます。雅さんは、助手席担当なのですが、ミシェル先生に自分から質問したり、荷物を運ぶのを手伝ったりと積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿がとても素晴らしいなと感じています。
授業では、まず“What did you do on the weekend?”と質問され、雅さんが「国立公園にジャイアントセコイアを見に連れて行ってもらった」と英語で答えてくれました。その後、虹恵さんが「サンフランシスコへ出かけた」と、莉鈴さんは「シンフォニーとダンスのコンサートへ出かけた」と答えてくれました。他のメンバーたちも、「遊園地に行った」「教会に行った」「プールで泳いだ」など、それぞれのファミリーとどう過ごしたのかを話してくれて、とても充実した週末を過ごした様子がうかがえました。
今日の「Everyday English」は“early bird” “get up on the wrong side of the bed” “could eat a horse”の3つです。前回の授業のときには、なかなか手が挙がらず、考えこんでいる様子でしたが、今日は良南さん、雅さん、桔平さんがすぐに手を挙げて発表してくれました。3人とも、伝えたいことをしっかりと英語で表現できていてGood job!でした。今後もより多くのメンバーが積極的に挙手して発表することを期待します。
次に、ホストファミリーの紹介を行いました。まずは、ファミリーの絵を描いて、それをみんなに見せながら、英語で紹介するという活動でした。「写真を見ながら描いてもいいですか?」とみんな真剣な表情でファミリーのことを描いていました。猫、犬、鳥、トカゲのペットたちのことも“My host dog is soft.”のように紹介していて、キャロルアン先生とミシェル先生からも笑みがこぼれていました。みんな、ファミリーの特徴をよく捉えていて、好きなことや得意なことなどを紹介することができていました。先週1週間、一緒に生活する中で、ファミリーのことをたくさん知ることができているようです。
午後からは、ボーリング場へと向かいました。数名のホストファミリーが送迎のためにスタディーセンターまで来てくださり、相乗りで会場へと向かいました。シューズを借りるときには、USサイズで伝えなければならないので、午前の授業で、みんな自分の靴に表記されている数字をしっかりと確認し、覚えていました。ホストシスターやブラザーたちも数名参加してくれて、ストライクが出るたびに、みんなでハイタッチして喜んでいました。好矢さんは、ボーリング初体験だったそうですが、ストライクやスペアを取っていて、同じレーンのメンバーを驚かせていました。虹恵さんのホストシスターは「がんばれ!」「できるよ!」など日本語を使って、生徒たちを励ましてくれていました。「〇〇は日本語で何て言うの?」と質問してくれて、女子たちが一生懸命、日本語を教える姿も見られました。
さて、明日はBake Saleの日です。それぞれのファミリーがクッキーやマフィンなどの焼き菓子を作ってくれるようです。日本では馴染みのない活動なので、「売れるのかな?」「どんなことをするの?」と明日を楽しみにしている声も聞かれます。どんなイベントになるのか、楽しみです。
DAY 5
July 28, 2026
今日は午後からのファンドレイジングのために、みんな、ファミリーが作ってくれた焼き菓子を持って登校してきました。中には、ファミリーと一緒に作った生徒もいたようで、ブラウニー、クッキー、マフィンなど、スタディーセンターが甘い香りに包まれました。あまりにもおいしそうで「これって、余ったら自分たちも食べていいんですか?」なんていう声も聞こえてきました。
今日もクラスは「Everyday English」からスタートしました。“tip of the day”“tie the knot”“when pigs fly”の3つが今日のフレーズです。3回目となる「Everyday English」ですが、ここで学習する表現は慣用句なので、1つ1つの単語の意味を考えるのではなく、セットで意味を捉え、どんな状況かをイメージすることが大切だと気付いたメンバーもいるようです。積極的に発言したり、手を挙げたりするメンバーが多くなってきました。日本の授業ではなかなか教えてもらえないネイティブが日常生活で使う表現をたくさん学べるのもここでの学習のよいところです。学習した表現を早速、会話の中で使っている様子も見られ、意欲的に英語を習得しようとトライしている姿をとてもうれしく思います。
次に、宿題のチェックがありました。昨日の内容は、「ホストファミリーが好きな〇〇は何か?」をファミリーに質問してくるというものでした。好きな朝食やお菓子などをしっかりと質問し、書いてくることができていたようです。キャロルアン先生、ミシェル先生から出される宿題は、ファミリーに手伝ってもらわなくてはならない内容が多く設定されています。ファミリーと話すきっかけになるように先生方が内容を工夫してくださっていて、生徒たちも上手に発表することができていました。音葉さんは、近くに座っている中学生をいつもサポートしてくれているのですが、今日も簡単に答えを教えたり、代わりに答えたりするのではなく、答えられるように導いている姿が見られました。その気遣いが周りにも安心感を与えています。異年齢集団だからこその良さが感じられる瞬間でした。
午前中最後の活動は、午後に行われるファンドレイジングの準備です。テントを建てたり、イスを運んだり、目印となる標識を作ったりしました。標識作りは、虹恵さん、遥陽さん、音葉さん、莉鈴さん、心晴さん、良南さん、結季さんが担当してくれたのですが、イラストを描いたり、折り紙を使ってデコレーションしたりと、想像以上の出来栄えで、TCの先生もとても喜んでくださいました。ランチョコルドヴァ組には、クリエイティブなメンバーが多く、様々な場面で活躍してくれていて、とても頼もしいです。
いよいよ、午後からはファンドレイジングです。スタディーセンター近くの道路沿いにテントを建てて、テーブルをセッティング。ファミリーが用意してくれた焼き菓子、レモネード、そして日本から持ち寄った商品を並べました。
瑛大さん、桔平さんの中学2年生コンビは「余ったらレモネード飲みたい」と最初はやる気がなさそうだったのです。しかし、いざ、活動が始まると、通りを走る車にものすごい勢いで「レモネード!」「クッキー!」と声をかけています。あまりにも真剣すぎて、ミシェル先生もお腹をかかえて笑っていました。
ホストファミリーや付近の方たちが来てくださり、生徒たちも練習した英語を使って、商品の紹介をしたり、何のために資金が必要なのかを説明したりしていました。通りすがりの1人の男性が、なんと、$100を寄付してくださって、これには、みんな驚いて、“Thank you so much.”と繰り返しお礼を伝えていました。
日差しが強く、とても暑い中でしたが、一生懸命に活動する生徒たちの姿から元気をもらった1日となりました。また、今日もたくさんのファミリーたちが生徒たちの活動を笑顔で見守ってくださいました。さらに、日本人を受け入れたことがあるというファミリーやミシェル先生のお友達の日本人男性など、様々なご縁でつながった方々も今日のファンドレイジングに来てくださって、寄付してくださったり、重たいものを運んだり、差し入れをくださったりと本当に多くの方々が生徒たちをサポートしてくださっています。そのことに感謝の気持ちを忘れずに、アメリカでの生活をますます充実させていけたらいいなと思います。
DAY 6
July 29, 2026
今日は朝9時にスタディーセンターに集合した後、バスに乗ってサクラメントでの終日研修へと出かけました。サクラメントはカリフォルニア州の州都で、カリフォルニア州会議事堂やオールドサクラメントと呼ばれる木造の街並み、川沿いの美しい公園など多くの見どころがあり、世界各国やアメリカ各地からも観光客が訪れる人気の場所です。ランチョコルドヴァからは、バスで30分ほどの場所にあるのですが、目的地が近づくにつれて、いつもの街並みとは違う景色が見えてきて、生徒たちもワクワクした表情で窓の外を眺めていました。
到着して、最初に向かったのはカリフォルニア州都美術館。政府機関も入っており、政治・歴史・文化に関する重要な展示物もあるため、入り口では、空港のようにセキュリティチェックを受けます。当然、すべてのガイドは英語でされるため、生徒たちにとっては聞き慣れない単語も多く、みんな難しい顔をしながら聞いていました。ジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーンなどの歴代大統領の名前が出てくると、「知ってる」という表情を見せたり、カリフォルニア州知事だったアーノルド・シュワルツェネッガーの肖像画の前では「ターミネーターだ」という声を聞こえてきたりしました。また、建物自体がとても美しく、部屋ごとで全く異なる雰囲気を楽しむことができました。いつも以上に、たくさんの写真を撮っている姿が見られました。
その後は、お待ちかねのランチタイムです。今日のランチはピザビュッフェ。時間無制限でピザとサラダが食べられます。特に、焼き立てのピザがとてもおいしくて、みんな、黙々と食べていました。私が聞いた中では、ピザ11枚が今日の最高記録でした。
お腹がいっぱいになった後は、自由時間です。美しいオールドサクラメントでショッピングや散策を楽しみました。前回行ったアウトレットは中高生には少しお高めでしたが、今回は割と手ごろな値段のお土産品が多く、みんなも買い物を楽しむことができていました。ポストカード、キーホルダー、マグネットなどを購入していたようです。今日は音葉さん、良南さんのホストマザーと虹恵さんのホストシスターも一緒に参加していました。ボーリングのときにも少し紹介しましたが、虹恵さんのホストシスターは自学で日本語を学んでいて、たくさんの言葉を知っています。生徒たちが“Thank you.”と言うと「どういたしまして。」と返してくれるなど、お互いに英語と日本語を使ってコミュニケーションをとる様子をとても微笑ましく感じています。
今週は、気温が高い日が続いていて、乾燥もしているため、TCの先生方ともとにかく水分補給の声かけだけは忘れずにしているところです。今日も暑い中での散策でしたので、バスでスタディーセンターに戻ってきた後もファミリーを待ちながら、ウトウトしている姿も見られました。迎えにきたファミリーに“How are you?”と尋ねられ、“I’m tired.”と答えているメンバーも多かったです。毎日が充実していて、忙しく過ごしているので、少し疲れも出てくるころかもしれません。改めて、睡眠と水分をしっかり取って、体調管理には気をつけながら、残りの日々を過ごすよう生徒たちには声をかけていこうと思います。
さて、明日はJapanese Cultural Dayでホストファミリーたちが授業に来てくれて、日本のことを紹介することになっています。来てくださる方々に楽しんでもらえるよう頑張りましょう。結季さんは明日からファミリーとキャンプに行くそうで、今週の登校は今日が最後でした。迎えが来て車に乗り込む前にみんなから“See you on Monday!”と見送られていました。結季さんもとても楽しみにしているようです。 Have fun!
昨日の一日遠足の疲れを心配していましたが、みんな元気に送迎でスタディーセンターに登校してきました。結季さんはファミリーとキャンプへ出かけているため、お休みです。今日も雲一つない青空が広がっているので、美しい自然を楽しんでいることでしょう。
今日の授業は、ジャーナル作成からスタート。テーマは、“Tell me about favorite part of the Sacramento trip”です。「昨日の一日研修での一番のお気に入り」について、日記のような英作文を作ります。先週はスペリングなどが分からないときには辞書で調べたり、私に日本語で質問してきたりするメンバーが多かったのですが、今週は、キャロルアン先生とミシェル先生に積極的に助けを求める場面が多くみられるようになりました。今日は、結理さんが「昨日ピザを食べたお店の名前を教えてください。」とミシェル先生に尋ねていて、自分から英語を使って話そうとしていることが伝わってきて、大きな成長だと感じています。
次は「Everyday English」のコーナー。今日のフレーズは“have a ball”“hit the spot”“hit the road”の3つでした。1つ目は虹恵さんが、3つ目は瑛大さんが答えてくれました。2つ目のフレーズは難しかったようで、頑張ってアイデアを出していましたが、なかなか正しい答えが出ず苦戦していました。
残りの時間は、午後からのJapanese Cultural Dayに備えて準備をしました。結理さん、良南さん、莉鈴さんは「折り紙」、優羽さんと瑛介さんは「けん玉」、心晴さんと音葉さんで「書道」を担当します。さらに、瑛大さん、虹恵さんは「日本のお菓子」、雅さんと遥陽さんが「日本の服」、桔平さん、好矢さん、貴斗さんが「弓道」のことを紹介することになりました。各グループ2回ずつ、キャロルアン先生とミシェル先生に予行練習を行い、英語の表現や発音、表情、声の大きさや動きなどについてアドバイスをもらいました。アドバイスをもとに、何度も練習したり、質問が来たらどう答えるかイメージしたりしながら、本番に備えました。
2時が近づいてくると、ホストファミリーたちやJapanese Cultural Dayに毎年来ているというご家族など、続々と人が集まってきて、生徒たちも緊張でソワソワしています。折り紙班では、子供たちと一緒にカブトや鶴を作っていました。書道班は、「でいびっど」「あな」と、平仮名のお手本を書き、来場者のみなさんにも、実際に筆で使って書いてもらっていました。これは、キッズだけでなく大人たちにも大人気。墨で手が汚れるのも気にせず、みなさん、黙々と書道の練習をしていました。けん玉班は、デモンストレーションが成功するか、特に心配していたようですが、成功しても失敗しても、みなさん温かい拍手を送ってくださいました。ボーイズたちは、難しい技を成功させようと、意地になって、何度も何度もトライしていて、みんな日本の遊びに夢中になってくれていたようです。お菓子班は、実際に抹茶味のトッポ、パイの実などを試食してもらいました。中でも、人気だったのが「ハイチュー」で、一瞬でなくなってしまいました。浴衣と法被を紹介し、みなさんにも着てもらっていたのが、日本の服班でした。小さな子供たちが大きな浴衣を着ている姿がとてもかわいかったです。キッズのお母さんたちも、子供たちの浴衣姿をたくさん写真に撮っていて、とても喜んでくださっていました。弓道班では、弓道部である好矢さんが、ゴム弓を使ってデモンストレーションを行いました。みなさん、興味をもってくださり、袴のこと、ゴム弓の作りなどについても質問がきていました。ゴム弓の体験もしてもいましたが、初心者には難しかったようです。どのグループも練習の成果を発揮して、日本の文化を現地の人に伝えたり、体験してもらったりすることができました。思わぬ質問が来て、どう答えてよいか悩んでいる姿も見られましたが、頭をフル回転させて、知っている単語を絞り出しながら、伝えようとしていました。よく頑張りました。
さて、いつも元気いっぱいの心さん、紳さんですが、今日は朝から元気がありません。昨日の一日研修の疲れからか、時差ボケによる睡眠不足からか、体調がすぐれないとのことで、今日は教室の隅で休息をとらせることになりました。TCの先生方、それぞれのホストファミリーも心配し、とても丁寧にケアをしてくださっています。他の男子メンバーも心配して、ちょくちょく様子を見に行っていましたが、そのときには笑顔も見られていたので、明日は、いつも通りの元気な姿が見られることを願っています。
07/31/2026
1. 朝の登校と金曜日のリフレッシュ
第1週目の最終日となる金曜日を迎えました。連日の刺激的な体験と学びの積み重ねにより、生徒たちの表情には若干の疲労感も見られましたが、本日も元気よく登校してまいりました。
早めに到着した生徒たちは、卓球やカードゲームをしながらリラックスした時間を楽しんでいました。また、現地スタッフのSummerさんが用意してくれたアルファベットのシールを使い、自分の水筒に英語で名前を貼る楽しそうな姿も見られました。授業前には数名の生徒と一緒にラジオ体操を行い、身体をほぐして一日を爽やかにスタートさせました。
2. 午前授業とアクティビティ
本日のジャーナルのトピックは「What was your favorite activity that we did this week? Why was it your favorite?(今週行った活動の中で一番好きだったものは何ですか?その理由は?)」でした。生徒たちは「昨日書いた英文の量よりもさらに多く書く」という目標を自ら意識し、集中してライティングに取り組んでいました。
1時間目は「食べ物に関する英語表現」をテーマに学びました。主にアメリカで親しまれている料理やお店の名前、それらをどのように表現するのかを実践的に学習いたしました。続く2時間目には、1時間目に学んだ単語を正しく書けるか確認するための「スペリングゲーム」をゲーム形式で実施し、楽しく語彙力を定着させました。
3時間目は「自分の気持ちを英語で表すトレーニング」を行い、その後は図書館へ移動して英語版の「フルーツバスケット」を行いました。身体を動かしながら気持ちを表現し合い、クラス全体の親睦をさらに深めることができました。
3. 午後アクティビティ:アナコーティス・アートフェスティバルでの地域交流
昼食を取った後は、アナコーティスのダウンタウンで開催されている「アナコーティス・アートフェスティバル」へ向かいました。この街最大のお祭りであり、何千人もの人々が訪れる活気あふれる芸術の祭典です。
会場では、地域の方々に直接質問を投げかける街頭インタビュー活動を実施いたしました。これまでにない幅広い年代の現地の方々と接するため最初は若干緊張気味の生徒たちでしたが、勇気を出して話しかけると、現地の方々は終始笑顔で優しく応じてくださいました。「自分の英語がしっかり通じた!」という喜びと手ごたえは、生徒たちの表情に大きな自信となって表れていました。一生懸命コミュニケーションを図ろうとする生徒たちの姿勢に、温かい拍手や言葉をかけてくださる場面も多く見られました。
インタビュー活動の後は、会場内を自由に散策いたしました。個性豊かなアート作品を鑑賞しながら、日本の家族やホストファミリーに向けたお土産を選んだり、フェスティバル会場ならではの屋台料理を購入して味わったりと、アメリカの地域文化を五感で満喫いたしました。
【引率教員より】
本日をもって、怒涛の研修第1週目が無事に終了いたしました。活動を振り返りながら、生徒たち自身も「これって全部今週のことだったんだ!」と、あまりの濃密さと時間の流れの早さに驚きを隠せない様子でした。
出発直後の不安そうな表情から一転、わずか一週間で現地の方々へ進んでインタビューを行い、自信に満ちた笑顔を見せるまでに成長した生徒たちの姿は、引率教員として心から誇らしく感じております。
この週末は、ホストファミリーと一緒に過ごす大切な時間となります。安全と安心に万全を期し、ご家庭での団らんや交流を心ゆくまで楽しんできてほしいと願っております。週明けの月曜日、一回り頼もしくなった生徒たちと元気な笑顔で再会できることを楽しみにしております。
08/03/2026
月曜日、みんな、ちょっぴり眠たそうな表情でスタディーセンターに集まってきました。土日もファミリーが様々な計画を立ててくれて、多くの経験をしたようです。みんな、休みの日も、ボーっとしている暇がないくらいに充実した毎日を過ごしています。結季さん、心晴さんもファミリーとのキャンプから元気に戻ってきました。美しい自然の中で貴重な経験ができたようです。今日は、久しぶりに17人全員そろってのクラスです。
昨日、8月2日は結季さんのバースデー。クラスは結季さんのお祝いからスタートです。キャロルアン先生とミシェル先生が、ドーナツにキャンドルを立てて準備してくださっていました。みんなにバースデーソングを歌ってもらって、主役の結季さんは照れつつも、とてもうれしそうでした。海外で過ごすバースデー、一生忘れられない思い出になることでしょう。サプライズ計画中のキャロルアン先生とミシェル先生のワクワクした表情も印象的で、先生方が生徒たちを大事に思ってくださっていることをとてもうれしく思っています。
“Tell me what you did over the weekend.”が今日の最初の課題で、土日にしたことを思い出しながら、ジャーナル作成に取り組みました。「湖で泳いだ」「ショッピングを楽しんだ」「教会に行った」「映画を見に行った」など、みんなが楽しい週末を過ごしていたことが伺えます。最初の頃は、5文以上書くことに苦労していたメンバーも多かったのですが、近ごろでは、みんなスラスラと書き終えられるようになり、時間が余ることも多くなっています。英語でどう表現すれば伝わるかが少しずつ身についてきているようです。
「Everyday English」では、“over the hill” “up in the air” “off the book”の3つを学習しました。今日の3つはどれも難しく、なかなか答えが出ません。それでも、めげずに、みんな積極的に手を挙げて、自分の考えを英語で表現していました。答えに自信がなくても、自分から進んで発表できる雰囲気があるのはとても良いことだと感じています。
次に、「ホストファミリーがやっているスポーツ」について、比較級や最上級の表現を使って伝える活動をしました。まだ、日本の授業で学習していない内容なので、中学1年生、2年生には、難しく、ハテナがいっぱいという感じで、聞いているのが精一杯だったようです。高校生組は、学習したことのある内容なので、しっかりと答えられていました。特に、遥陽さんが答えた”Baseball is as popular as taekwondo.”には、TCの先生方も「想像していた答えよりずっといい答えだ」とほめてくださいました。
午前中の最後の活動は、明日午後に行われるCultural Exchange Activityのための準備を班ごとに行いました。明日は、日本とアメリカの祝日や特別なお祝いの日について、文化交流をすることになっていて、Aチームは「ひな祭り」、Bチームは「元旦」、Cチームは「子供の日」について紹介することになっています。ポスターを作ったり、歌を歌うためにピアノを練習したり、それぞれのチーム内で役割分担をしながら作業を進めていました。前回の「日本の文化紹介」のとき、多くのファミリーたちが見学にきてくださり、たくさん質問もしてくださったので、今回も来場者のみなさんに喜んでもらえるといいなと思います。
午後からは、スタディーセンターからほど近い場所にあるショッピングセンターでお買い物タイムです。今日も数名のファミリーが送迎のために車を出してくださり、生徒たちのショッピングも見守ってくださいました。到着後、まずは “Time?” “Three Thirty.” といった具合に、集合場所と集合時間を何度も確認。そして、絶対に1人にならないことを約束し、“Students, go!” の声かけで、それぞれのグループが散らばっていきます。アメリカで人気のターゲットというディスカウントスーパーでは、お手頃な価格のお菓子やお土産になりそうな小物も多く、みんな楽しそうに品定めをしていました。また、Daisoもあり、日本と全く同じ商品が並んでいて、驚いた人も多かったようです。値段はこちらの方が少しお高めでした。スターバックスもあり、コーヒーを飲みながら、一休みなんていうグループもいて、みんな思い思いの過ごし方を楽しんでいました。
アメリカ生活最後の一週間となります。紳さんが「日本に帰りたいような、まだアメリカにいたいような」と複雑な気持ちを日記に書いてくれていました。これからの1週間は、これまで以上に時間の流れを早く感じるのではないかと思います。ファミリー、TCの先生方、そして17名の仲間たちと一緒にアメリカでしか得られないたくさんのことを経験してほしいと願っています。
08/04/2026
今日もクラスは【Everyday English】からスタートしました。“miss the boat”“keep the ball rolling”“sleep on it”の3つが今日のお題でした。昨日、今日と惜しいところまではいくのですが、なかなか正解が出ません。それでも、虹恵さん、遥陽さん、雅さんが見事に正解を導き出してくれました。難易度も少しずつ上がってきていますが、ぜひ自然に使いこなせるようになって日本へ帰ってほしいと思います。
続いてのジャーナルでは、“Tell me about your favorite season of the year.”をテーマに英文を作成しました。日本でも取り組んだことのあるテーマだったこともあり、多くのメンバーがスラスラと書き終えていました。しかし、時間が余ると疲れからか机にうつ伏せになる生徒も見られました。そこでキャロルアン先生の提案で、YouTubeに合わせてみんなでラジオ体操を行うことになり、桔平さんと雅さんが前に立ってリードしてくれました。身体を動かしたことでリフレッシュし、教室にも再び活気が戻ってきました。
その後は「Hangman」というゲームに挑戦しました。使われているアルファベットを予想して単語を当てるゲームですが、この日は虹恵さんの勘が冴え渡り、わずかなヒントだけで次々と正解を当てていました。同じ班の雅さん、心さん、瑛大さんからも「もう分かったの?」「なんで?」と驚きと尊敬の声が上がっていました。
午前最後は午後から行われる【Cultural Exchange Activity】の最終準備です。今回は祝日やお祝い事をテーマに、「お正月」「ひな祭り」「子供の日」の3グループに分かれ、ポスターやスキット、小物などを準備しながら発表練習を進めました。
ランチ後の予行練習では、声が小さかったり、原稿ばかり見てしまったり、笑ってしまったりと、なかなか集中できず、キャロルアン先生とミシェル先生から「見に来てくださる方に失礼のない発表をしてほしい」と厳しい指摘を受けました。少し重い雰囲気のまま本番を迎えましたが、最初の「お正月」の発表が始まると状況は一変しました。大きな声で堂々と話し、アドリブを交えながら観客とのやり取りも取り入れる素晴らしい発表となりました。「ひな祭り」「子供の日」のグループも予行練習とは別人のような出来栄えで、クイズではホストファミリーの皆さんも積極的に参加してくださり、大いに盛り上がりました。帰りにはミシェル先生と「私たちをだまそうとしていたのね」と笑い合うほどで、生徒たちの本番での力強さに大変感心しました。
生徒たちの発表後は、ミシェル先生が【Valentine's Day】、キャロルアン先生が【Thanksgiving】について紹介してくださいました。ミシェル先生の発表では、遥陽さんのホストシスターとホストブラザーもステージに立ち、一生懸命お手伝いをしてくれました。来月には新しい家族も増えるという6人兄弟のビッグファミリーで、その微笑ましい姿に会場全体が温かい笑顔に包まれました。
発表終了後は、ターキーやマカロニチーズ、パンプキンパイなど感謝祭で親しまれている料理をバイキング形式でいただきました。ホストファミリーの皆さんがおいしい料理をたくさん持ち寄ってくださり、テーブルに並びきらないほどのごちそうが並びました。「2周目行ってきます!」とおかわりする生徒も多く、ホストマザーの皆さんも「たくさん食べてね」と温かく勧めてくださいました。発表を頑張ったご褒美のような時間となり、ホストファミリーの皆さんの温かいサポートに改めて感謝を感じる一日となりました。
明日はいよいよサンフランシスコでの一日研修です。その日の買い物を楽しみに、お小遣いを使わずに我慢してきた生徒もいるようです。また、本日は貴斗さんが体調不良のため一日ホストファミリー宅で休養していましたが、夕方にはミシェル先生から「だいぶ回復し、明日は参加できそうです」と連絡がありました。17人全員で過ごすアメリカ生活最後の遠出が、思い出深い充実した一日になることを願っています。
08/05/2026
今日は、みんなが楽しみにしていたサンフランシスコでの終日研修の日です。スタディーセンターに集合してきたみんなのワクワクした表情から、この日を待ちに待っていたことが伝わってきます。昨日、体調不良のためクラスをお休みしていた貴斗さんも今日は元気に参加することができました。笑顔で「大丈夫です!」と言ってくれて、ホッと一安心しました。予報では、私たちのいるランチョコルドヴァの最高気温が38℃なのに対し、サンフランシスコの最高気温は21℃となっていて、特にゴールデンゲートブリッジの上は寒いのではないかということで、みんな、トレーナーなどを持参し、防寒対策もバッチリです。数名のホストファミリーたちも一緒に参加してくれました。サンフランシスコは、とても大きな街で、人口も観光客も多く、いろいろな人が混在しているところです。1日を安全に、思う存分、楽しむために、バスに乗り込む前に「絶対に1人でトイレに行かない」「自由時間は3人以上で行動する」「ファミリーや先生たちから遠く離れないようにする」など、いくつかのルールを改めて確認しました。
バスで約2時間半、サンフランシスコの高層ビルや赤いゴールデンゲートブリッジが見え始めてくると、生徒たちの期待感もどんどん高まってきます。街を走りながら、アメリカの映画やドラマによく出てくる、坂道やカラフルな住宅が並ぶ景色も見えてきて、「ついにサンフランシスコに来たんだな」とみんな窓越しに写真を撮っていました。
まずは、サンフランシスコの街が一望できる丘の上までバスで行き、写真を撮ったり、お菓子を食べたり、休憩したりと15分程度、自由時間を過ごしました。どこから見ても素晴らしい景色が広がっており、海からの心地よい風に長時間移動の疲れも一気に癒されました。
次に向かったのは、今日のメインとも言えるゴールデンゲートブリッジです。バスを降りた瞬間、「これが、あのゴールデンゲートブリッジか!」と、みんなのワクワク度を最高潮に達します。ファミリーたちからの事前情報では、「霧で前が見えない」「寒すぎて凍える」と聞いていたのですが、今日は霧も出ておらず、風は冷たいものの、日差しもあり、凍えるほどではありませんでした。一緒に行ったファミリーによると、「霧が出ていないから景色がきれいに見えて最高の日に来たね!」とのことでした。あまりにも有名な赤い橋を、一歩一歩、踏みしめながら、歩いていきました。橋の真ん中まで進み、Uターン。橋の上からは、サンフランシスコの街並み、青い海がよく見渡せて、みんな、たくさんの写真を撮っていました。
次に向かったのは、ギラデリ・スクエア。サンフランシスコで有名なチョコレートのお店や、いくつかのお土産屋さんが並んでいました。好矢さんは、チョコレートをたくさん手に持って戻ってきて、「5個買うとちょっと安くなったんです。」とうれしそうにしていました。短い時間でしたが、それぞれが良い買い物ができたようです。
その後、みんなで歩いて、フィッシャーマンズワーフまで向かいました。海沿いにたくさんのお土産屋さんやレストランが並んでいて、観光客もたくさんいて、とても賑わう港町です。いつも通り、集合場所と時間を確認した後は、自由時間です。先生方からの合図で、それぞれが思い思いの方向へ散らばっていくのですが、ありがたいことに、ホストファミリーのみなさんたちもなるべく生徒たちの近くにいてくださり、そっと見守っていてくださっていました。ショッピング中に、すれ違うときにも「集合まであと何分だよ」とか「夕ご飯を食べそびれないように」とか、生徒たちに声をかけてくださっていました。集合時間になり戻ってきた生徒たちからは、「アシカ見ましたか?」「ご飯がおいしかった」と楽しい時間を過ごしたことが伝わってきました。
サンフランシスコでの1日は、見るもの全てが新鮮で、充実した時間を過ごせました。かけがえのない思い出がまた一つ増えたようです。バスに乗って、夜9時ごろにスタディーセンターに到着。辺りも暗くなっていましたが、今日一緒に参加していた私のホストファザーと莉鈴さんが「みんなが初めてここに来た日もこんな時間だったね。覚えてる?」と話をしています。たったそれだけの会話なのですが、みんな、帰りの日が近づいていることを考えてしまい、なんとなくしんみりしてしまいます。明日クラスでは、金曜日に行われる「さよならパーティー」の準備をすることになっています。感謝の気持ちが伝わるパーティーになるよう、みんなで協力して準備を頑張りましょう。
08/06/2026
昨日の終日研修の疲れを心配していましたが、体調不良者もなく、17人全員が元気にスタディーセンターに登校してきました。中には、昨日買ったパーカーを着てきた生徒も数名いて、San Franciscoのロゴが輝いていました。まだ、サンフランシスコの余韻を楽しんでいるようです。
今日の「Everyday English」は、“easy peasy” “shake a leg” “stick around”の3つ。音葉さん、心さん、良南さんが見事正解しました。これまでにたくさんの慣用句を学習しましたが、会話の中で使っているメンバーもいて、学習したことを使えるようになるというのは素晴らしいことだなと感じています。
次にジャーナルの時間です。今日のテーマは、“Tell us about your favorite part of our San Francisco Trip.”でした。昨日のサンフランシスコで、何が一番よかったのかをみんな黙々と書き上げていました。貴斗さん、結季さん、音葉さん、虹恵さん、心さん、桔平さん、良南さんは「ゴールデンゲートブリッジ」、紳さん、瑛介さん、好矢さん、結理さん、遥陽さん、瑛大さんは「ショッピング」、雅さん、莉鈴さん、優羽さんは「Twin peaksの丘」、心晴さんは「シーフードレストランでのディナー」について書いていました。同じ場所に行き、同じように過ごしたのに、心に残った出来事が、それぞれ違っていておもしろいなと感じました。
その後は、ホストファミリーとのお別れに向けて準備をしました。まずは、マグネットづくり。ミシェル先生が撮影してくださったタイダイTシャツを着た写真を折り紙やシールでデコレーションして、オリジナルのマグネットを作りました。昨年度もホームステイを受け入れていたファミリーのお家には、昨年のマグネットが冷蔵庫に貼ってあるそうです。みんなのマグネットも冷蔵庫に貼られることになるかもしれません。さらに、ファミリーへのポストカード作りもしました。アメリカの住所の記入方法が、日本とは全く違うので、みんな間違わないよう、時間をかけて書きあげました。私たちが帰国した後にファミリーの元に届くようにキャロルアン先生がポストに投函してくださるそうです。マグネットやポストカードを作りながら、「帰りたくない」という声が何度も聞こえてきました。ホストファミリーが喜んでくれるように、心を込めて、丁寧に作業していたので、その思いが届くといいなと思います。
いつもより短めのランチタイムを終え、向かった先は消防署です。消防士の方々が、みなさん、体格が良く、日々鍛えていることが想像できます。「一緒に写真を撮ってください」と積極的に話しかけている人もいました。そして、かっこいいだけでなく、とてもフレンドリーな方々ばかりで、はしご車を登らせてもらったり、放水車のホースを持たせてもらい、実際に放水させてもらったりと貴重な体験をさせてもらいました。瑛大さん、良南さん、好矢さんの3人は、防火服や酸素ボンベを実際に身つけさせてもらい、その重さに驚くと同時に、改めて消防士さんたちの仕事の大変さを感じた時間となりました。トレーニングルームやキッチンなども見学させてもらいました。虹恵さんは「どのくらいの頻度で火事が起きているのか?」と自分から質問することができました。逆に消防士さんたちからも「ホームステイ中に訪れた場所で一番よかったのはどこ?」「家族や身近な人に消防士がいる人?」などと質問してくださり、生徒たちを楽しませようとしてくださっていることが伝わってきました。急遽、緊急コールが鳴り、あっという間に準備を整えて、出動していった姿もかっこよかったです。プロ意識の高さ、消防士の仕事の大変さも知ることができ、とても良い経験となりました。
再び、スタディーセンターに戻ってきてからは、明日のフェアウェルパーティーの準備をしました。明日の午前中も練習の時間があるとのことなので、ホストファミリーたちに感謝の気持ちが伝わるよう、最後まで17人で協力しながら、頑張っていければと思っています。
08/07/2026
今日は夕方からさよならパーティーが行われる日です。本格的にパーティーの準備が始まり、ファミリーや先生方からも「寂しくなるわ」と声をかけられることが増えてきて、このホームステイ生活の終わりがいよいよ近づいていることを嫌でも感じさせられます。今朝もスタディーセンターに到着するなり、「さよならパーティー、嫌だー。」「どうすれば日本に帰らなくてすむの?」なんていう会話が聞こえてきて、切ない気持ちになってしまいました。そんな中、瑛介さんを送ってきてくれたホストファザーのノエルさんから「瑛介は連れてきたけれど、心はまだ寝ているからお昼前にもう一度送ってくるね。」と声をかけられました。「どういうこと?」と尋ねると、「昨夜、ピックルボールを2時間もやって、今朝は体が動かないって!もう少し寝かせてあげるよ。」とのこと。どうやら、張り切りすぎて、疲労困憊ということのようです。12時前に登校してきた心さん、「全然、体が動きませんでした!」と晴れやかな表情で笑っていたので、こちらも笑ってしまいました。
さて、夕方からのパーティーに備えて、今日のクラスはいつもより1時間早く切り上げて15時には終了するため、とても慌ただしい1日となりました。まずは、「帰国に向けて、この週末で準備することの確認」からスタートしました。先生方から、準備の際に一番大切なものを尋ねられたものの、なかなか正解が出てきません。やっと「パスポート」という声が聞こえて、みんなも「あ~」と納得したようでした。貴重品の管理のこと、スーツケースの重さのことなどをみんなで確認することができました。更に、先生方から、「ファミリーと連絡先の交換を忘れないでね」とのアドバイスをもらいました。もうすでに、メールやSNSなど、日本に帰ってからもファミリーとつながるための情報交換ができているメンバーが多いようなので、一安心です。
その後は、さよならパーティーのための準備を進めました。リハーサルまで終えて、へとへとになった頃、キャロルアン先生とミシェル先生から「アイスクリームパーティーよ!」がかかります。チョコレートソース、カラフルなチョコレート、ホイップクリームをトッピングしたバニラアイスの甘さが、みんなの疲れを癒してくれたようでした。あっという間に食べ終わり、おかわりする人が続出でした。
18時半からさよならパーティーが始まりました。会場には、先生方が用意してくれたケーキやフルーツ、生徒たちが日本から持参したお菓子がたくさん並べられていました。心晴さんは、夕方からファミリーとキャンプへ行っており、パーティーに参加することができませんでした。ただ、「感謝の気持ちを表したい」とのことで、サンキューポスターとウェルカムボードの2つを一人で仕上げてくれました。90個近く並べたイスがほとんど埋まるくらいの参加者に見守られながら、まずはプログラムの修了証書の授与式が行われました。ファミリーと一緒に前に出て、生徒たちからもファミリーへ感謝状とプレゼントを渡しました。どの家族もみんな笑顔で、本当のお父さん、お母さん、兄弟姉妹のように言葉を交わしたり、そっと体を寄せ合ったりしている姿がとても印象的でした。授賞式が終わると、先生方とホストファミリーから生徒たちへのサプライズが待っていました。この3週間で撮影した写真を集めて、スライドショーを上映してくださったのです。スタディーセンターでの姿はもちろんですが、週末の写真などファミリーしか知らない生徒たちの姿もたくさん写真に収められていて、生徒たちがそれぞれのファミリーから大切にされていたことが改めて伝わってきました。
最後に、いよいよ生徒たちの発表の時間です。紳さんによる進行で、まずは瑛介さん、結季さんの「けん玉」が始まりました。みんなが歌う「もしもしカメよ、カメさんよ」の歌に合わせて、1度も玉を落とすことなく、技を披露した2人に会場も一気に盛り上がります。難しい技も難なく決めて見せ、会場が拍手で包まれました。次は、心さん、桔平さん、瑛介さんによるサッカーのリフティング。心さんからの「50回数えてください」との呼びかけに、ファミリーたちが「ワン、ツー...」とカウントしてくれました。大成功とはなりませんでしたが、3人の技術の高さを十分披露し、みなさんを驚かせることができました。出し物後半の2つは、全員で行いました。まずは、「ソーラン節」です。TCの先生方からのアドバイスで急遽、昨日から練習を始めたソーラン節。「大丈夫かな?」と不安な気持ちもありましたが、「本番に強いこの17人なら、いけるかも」という期待感もありました。本番、「どっこいしょ、どっこいしょ」と大きな声を出しながら、笑顔で踊る生徒たち、そしてその姿をうれしそうに、たくさん写真をとっているファミリーたちの姿がありました。 そして、最後の「ありがとうの花」の合唱も、これまでで一番の出来栄えでした。合唱前に紳さんが英語で「ありがとうを伝えるための歌です」と説明したのですが、その時点でファミリーたちからは「おー」と感動する声があがっていました。笑顔で堂々と歌った生徒たち、しっかりと「ありがとう」を届けることができました。
発表が終わり、ケーキやお菓子をつまみながら、歓談の時間が始まりました。ここで、私達からもファミリーへのちょっとしたサプライズプレゼントを実施。みんなで、自分のファミリーの名前を漢字で書いてプレゼントする書道パフォーマンスを披露しました。貴斗さんはマザーのソンジャさんへ「尊蛇」、猫のブルーへ「碧」と書いていました。生徒たちが筆を持つ姿を、ファミリーたちは写真や動画を取りながら、とても興味深そうに見てくださっていました。みなさんの喜んでくださる姿が見られてよかったです。
会場内で「ありがとう」「生徒たち、素晴らしかったわ」「また来年もみんなで帰ってくるんでしょ」と、何度も声をかけて、ハグしてくださるファミリーたち。あっという間に、パーティー終了の時間を迎えてしまい、みんなの興奮も冷めやらぬまま、ファミリーと一緒に帰っていきました。明日からの週末はそれぞれで過ごし、次に17人が揃うのは、帰国日の月曜日です。MNCCの福島さんから「この週末はファミリーのために何ができるかを考えて過ごすように」とのメールが届いていました。この言葉に、私自身もはっとさせられました。生徒たちに伝えたとき、生徒たちの表情も少し引き締まりました。言葉の意味を理解してくれているなと感じることができました。きっと、素晴らしい週末を過ごし、よい顔で最後、月曜日を迎えられるのではないかと思っています。
朝、スーツケースを持った生徒たちが、続々とスタディーセンターにやってきました。送ってきてくれたホストファミリーたちもなかなか帰ろうとせず、名残惜しそうにその場に留まって、たわいもない話をしています。まだ、日本へ帰るという実感が湧いてきませんが、ついにアメリカでの最後の日を迎えてしまいました。
最後の授業は、グローサリーショップの見学からスタートしました。担当してくださったダイアンさんの案内で普段は見られない裏側まで見学させてもらうことができました。オンラインで注文してお店で商品を受け取れるシステム、お店の中に銀行もあること、グリーンコーナーでは花や観葉植物などを豊富に取り揃えていて、食料品だけでなく、必要な買い物が1ケ所で済むところがこのお店の魅力だそうです。一番、盛り上がったのは、乳製品コーナーの裏側へ行ったときでした。冷蔵庫のような部屋の中で、「寒いー」と凍えそうになっていました。最後には、お店からの素敵なギフトまでいただき、みんな、大喜びしていました。
スタディーセンターに戻ってきた後は、みんなでスーツケースの重さをチェックしました。明らかに、来たときよりも重くなったスーツケースを「ヨイッショ」と持ち上げ、恐る恐る量りの乗せてみると...「ヤバイ!」という悲鳴が聞こえてきます。50ポンドを超えているメンバーは、スーツケースを開けて、手荷物にできそうなものを取り出しては、また重さを量るという作業を何度か繰り返し、全員が50ポンド以内をクリアし、ひとまずホッとしました。
スーツケースの準備が終わった後はランチタイム。「最後のランチだね」なんていう会話に、またみんなでしんみりしてしまいます。「このメニューが大好きだっだんだよ」と、それぞれのファミリーが持たせてくれたランチをじっくりと味わっている姿が印象的でした。みんな、ファミリーの話をすると、涙があふれてきてしまい、お互いに「泣かないで」と抱きしめ合っていました。
ランチの後は、スタディーセンターを貸してくださった教会へのお礼として、ブラウニー作りをしました。まずは、男子チームからスタート。アメリカで「レディファースト」の文化を気に入った女子チームからは「えっ?レディファーストじゃないんですか?」なんて声もあがっていましたが…ミシェル先生の指示で、みんなテキパキと任された仕事をこなしていきます。特に、桔平さんの卵片手割りには、「すごっ」と歓声があがっていました。
ブラウニーを焼いている間に、教会へのサンキューポスターも作りました。折り紙やイラストをつけて、みんなで協力して良いものを完成させることができました。ポスター作りの合間で、心さんがキャロルアン先生とミシェル先生のところへやってきて、名刺を渡しています。「連絡するわ」と先生方もうれしそうです。その様子を見ていた女子たちもやってきて、日本に帰ってからも連絡を取ろうと先生方と約束していました。
その後、みんなでいくつかのゲームを楽しんで、いよいよキャロルアン先生、ミシェル先生との最後のクラス。テーマは、「アメリカ生活の振り返り」です。「アメリカに来て、一番驚いたことは?」「アメリカで初めて食べた食べ物は?」などの先生方からの質問に答えながら、みんなこの3週間を思い出し、懐かしんでいました。「来年、ホームステイをする生徒に伝えたいことは?」という質問に、雅さんがすぐに「Don’t be shy.」と答えました。先生方、たくさんのホストファミリーたちに自分から英語で話しかける姿が印象的だった雅さん。きっと、彼自身がこのホームステイ生活で大切にしてきたことなのだろうなと胸が熱くなりました。
クラスを終え、早めの夕食として先生方が準備してくださったピザを食べました。ここで、キャロルアン先生とミシェル先生へ感謝のプレゼントと色紙を渡しました。本当はさよならパーティーで渡すはずだったのですが、パーティーがあまりにも盛り上がり、進行表どころではなくなってしまい、渡しそびれていたのです。みんなを代表して莉鈴さんと音葉さんがお礼の言葉とともに渡してくれたのですが、先生方が涙ぐむ姿に、みんなももらい泣き。先生方にたくさんハグしてもらい、お互いに感謝を伝えあっていました。
そして、いよいよ別れの時間が近づいてきます。ホストファミリーのみなさんが、見送りのためにスタディーセンターに集まり始めました。自分のファミリー見つけると、みんな、感情があふれ出し、涙が止まりません。何度も何度も、「Thank you.」と思いを伝える生徒たち、生徒たちをギュッとハグするファミリーたち。バスが出発する時間になっても、なかなか離れることができませんでした。バスに乗り込んだ後も、窓越しにずっと手を振り合う姿がありました。
生徒たちは、英語だけでなく、文化、家族生活など、多くのことをホストファミリーたちから学ぶことができました。この3週間、家族の一人として、生徒たちに優しく接し、大切にしてくださったホストファミリーたちには本当に感謝しかありません。これからも、このご縁をずっと大切にしていってくれることを願います。
サンフランシスコ空港に到着すると、今度は大好きなキャロルアン先生とミシェル先生とのお別れの時間です。アメリカに到着した日から今日まで、ずっと一番近くで支えてくれた先生方。みんな、ハグをして、お礼の言葉を伝えていました。2人の先生方がいてくれたからこそ、たくさんのことを学び、経験することができました。最高の先生方との出会いに、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
先生方とお別れした後は、「ここからは18人で乗り切るよ!」と気を引き締めて、セキュリティゲートへ向かいました。3週間前、出発のときにはどこか不安げで緊張した表情だった17人でしたが、今日は堂々としていて、みんなの表情からも達成感や自信があふれています。頼もしく成長した17人の姿を誇らしく思いながら、飛行機へと乗り込みました。
今回、チェックインカウンターでのちょっとしたやり取りから、「3週間ホームステイをしていたこと」「仁川空港で10時間ほど待ち時間があること」などを知ったアシアナ航空の係の方のご厚意で、2人で3席使えるように座席をアレンジしてもらうことができました。行きはほぼ満席だったのですが、今回は席に余裕があったそうで、途中、生徒たちの様子を見回ってみると、2席使ってゆったり体を伸ばしてぐっすり休んでいる姿が見られました。「8時間ずっと寝てました」という人もいて、安心しました。
サンフランシスコから仁川まで約11時間のフライト、仁川空港で乗り継ぎ待ちが約10時間、仁川から福岡空港まで約1時間のフライト。長い移動を経て、ついに福岡空港に到着しました。飛行機から降りて目に入ってきた看板に「日本語やん!」、入国手続きの係員の呼びかけに「日本語通じるやん!」と興奮するメンバーたち。英語だけの世界で、3週間不安もあったんだろうな、頑張っていたんだなと思いました。
福岡での解散式を終えて、雅さん、瑛大さん、虹恵さん、良南さんとのお別れのときです。時間ギリギリまで、円陣を組んだり、ハグしたり、写真を撮ったりして、最後の思い出作りをしていました。バスに乗り込み、恋バナを楽しんだり、UNOをしたりしながら、次は大分へ。ここでは、瑛介さん、結季さん、遥陽さんとお別れです。
ビックリなことに、このサービスエリアで男子チームは夕食にラーメンを注文!バス出発までの10分ぐらいで飲み込むように完食していました。予想の斜め上を行く行動に、キャロルアン先生とミシェル先生の「ボーイズ!」の声かけを思い出して、おかしくなってしまいました。宮崎では、好矢さんとのお別れ。最年少男子にお兄さんたちが「またな」「頑張れよ」と声をかけていました。ここまでくると、元気いっぱいだったメンバーたちも、寂しさと疲れとで、だんだん無口になり、バスの中でもウトウトしている様子でした。夜11時、最終目的地、鹿児島空港に到着。みんな、寝起きでボーッとしながら、保護者のもとへと帰っていきました。
福岡、大分、宮崎、鹿児島で「おかえりなさい」と温かく迎えてくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。「帰りたくない」と言いつつも、「帰る場所がある」「帰りを待っていてくる人がいる」ということはこの3週間、子供たちの大きな支えだったはずです。17人、みんな本当によく頑張っていました。楽しかったこと、悩んだこと、笑ったこと、泣いたこと、アメリカでの全ての経験がこれからの人生の糧となると思います。
みなさんと一緒に3週間を過ごせたこと、とても幸せな、宝物のような時間となりました。みなさんの頑張る姿、笑顔に私自身もたくさん励まされていました。離れた場所からですが、これからもみなさんの活躍を応援しています。Thank you so much!