ホームステイと留学のMNCC
このホームステイは、観光旅行ではありません。「体験学習」であり、「人材育成」プログラムです。生活体験や文化交流による「異文化学習」が、その大きな目的であり、日本の家族を離れ、異なる環境の中で、ひとりで生活することによる「自立」もまた、目的の一つとしています。

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アカデミックホームステイ

〜 2017年度パンフレット掲載分 〜

2018年度  <<         >>  2016年度

■ずっと行きたかったホームステイ 鹿児島県花岡小学校6年 茂岡 小梅
アメリカに行こうと決めて、お母さんに言いました。ついに来てみるとまったく別世界。言葉が通じず、ジェスチャーが通じず、とっても大変な一日。もうアメリカの人と話すことがこわくなっていました。食事も全然ちがって、なれない毎日でした。最初の週末は、友達が二人来てプールをしました。そのころからだんだん慣れていっていました。明日は帰る日だと思うと、とっても悲しいです。まだアメリカで生活をしていきたかったです。これからもたくさん話したりしたいので、お手紙を出して、ホストファミリーの人とまた通じ合いたいです。

■感謝の気持ちを学んだ 沖縄県沖縄尚学高校附属中学校2年 識名 盛敏
僕はこのホームステイでとても大きなことを学びました。それは日常でもとても大切なものです。みんなが気づくのには、とても簡単なことではあります。しかし、それがどれだけ大切かと思うかは難しいと思います。それは「感謝」です。僕はまずこのホームステイに行かせてくれた父、母、すすめてくれた祖父、祖母にとても感謝しています。さらにこのホームステイの金額を免除して行かせてくださった教育委員会の方々にとても感謝しています。そして、ホストファミリーにはもっと感謝しています。他人の子にごはんを食べさせたり、一緒にどこかに行ったり、学校の送り迎えをしてもらったり、一緒に泳いだり遊んだりしゃべったり、洗たくをしてもらったり、そのおかげでとても夢みたいな約3週間が終わりました。アメリカに行って、あいさつの大切さも学びました。何故あいさつがこれだけ大切かということもわかりました。店員さんでも、知らない客に「How are you?」など聞いたり、誰でも会ったら「Hi!」と笑顔であいさつしていました。さらに「Thank you」と「You’re welcome」はもうとても大事で、言われたら言い返す、言ったら言われるという感じが普通でとても大切だと思いました。

■苦手意識を意欲に変えてくれた出会い 岐阜県大垣西高校3年 早川 千徳子
ホームステイを終えて今一番考えていることは、もっともっと英語を勉強していれば良かったと感じた。元々、中学生のころから五教科の中で英語が苦手だった。高校受験のために必死で勉強をしたが、いまいち力が伸びず、そのまま高校に入り周りの高校生との力が離れていった。どんどん英語が嫌いになり、高校生として最後の年となった。そんな時、ホームステイに参加させてもらえることとなり、ガイドブックの英会話を必死に勉強した。いざアメリカに到着し、ホストファミリーに会ってみると、自分の名前しか言えなかった。ホストファミリーが気を遣っていろいろと質問してくれるけど、スピードについていけず笑ってごまかすことしかできない自分が情けなかった。ファミリーとの会話がどうしても続けることができず、最初の頃は会話が本当に少なかった。シスターが日本の事が大好きで、彼女自身が自分で日本語を勉強していたので、もっと日本語や日本の事を教えてあげればよかったと思った。3週間という短い期間の中、絶対に忘れることができない友達ができ、家族ができた。たくさんの事を学び、いろいろなことを経験した。あれほど嫌いだった英語は今は本当に大好きでもっと勉強したい。ファミリーや現地の先生ともっとしゃべれたらよかった。もっと勉強をしていつか彼らと再び会うことができたらたくさん話したい。

■楽しかった英語の授業 沖縄県座間味中学校2年 宮里 大雅
僕は、ホームステイに行って楽しかったことは、毎日の授業でした。Dee先生とLeslie先生の2つのクラスで授業をしました。Dee先生のクラスでは、英語の練習をしたり、楽しかったことなどを英語でノートに書いたりするなどをしました。Leslie先生のクラスでは主に、speak Englishの練習をしました。僕は発音の練習の授業が一番のお気に入りでした。RとLの発音の練習の時には、最初はとまどったけど、Leslie先生が優しく教えてくれてできるようになりました。どちらのクラスも、いつも楽しかったことしか覚えていません。そして、午前中のクラスが終わった後の午後にやったことも楽しかったです。警察署に行ったり、ビーチに行ったり、ボーリングをしたりしました。このような楽しい事を計画してくれた方々に感謝したいです。Thank you so much.

■挑戦することで自信がついた 長崎県豊玉中学校3年 佐伯 苑実
はじめてのアメリカ、はじめてのホームステイ。はじめてのことばかりに戸惑って、最初の頃は自分を出すことができませんでした。ホストファミリーにはじめて会ったときは、「これから3週間、うまくやっていけるのかな」という不安しかありませんでした。また、同じ家にホームステイする人も英語がうまく、家に帰りたいとも思いました。ホストファミリーが話していることを理解することができなくて、コンピューターの日本語に訳してくれるソフトを使ったりしてくれて話すことが何度かありました。それが恥ずかしかったし、嫌だとも思ったので、出来るだけ自分で理解できるように、「もう一回言って」と頼んだり、ホストファミリーが言った言葉の中でわからなかった単語のスペルを教えてもらって調べたりしました。そういうことを繰り返していくうちに、「自分も頑張れば理解することができるんだ!」と自信がついたし、ホストファミリーとの距離も縮まったと思います。旅行ではなく、ホームステイに参加したことで、アメリカと日本の文化の違いをたくさん学ぶことができました。洗濯は週に一回だったり、シャワーは朝浴びたり、ごはんの前にお祈りをしたり、寝る時間が早かったりするのは、ホームステイでないと知ることができませんでした。アメリカのみんなと別れるときに、涙は出ないだろうなと思っていたけど、急にたくさん涙が出てきたのでびっくりしました。将来、次は自分で貯めたお金でアメリカに来たいです。このホームステイでたくさんの人とつながれました。笑顔や挑戦することの大切さを知ることができました。

■気持ちが多様に変化した24日間 熊本県八代第七中学校2年 山住 奈摘
私は最初、アメリカのホームステイに来ることがすごく楽しみでした。アメリカに着いてからも未知の世界に来たみたいな感じがして、すごくわくわくしていました。でも、アメリカで一日過ごしただけで、日本との違いに驚いて、日本に帰りたいなぁと思うようになりました。一週間ずっと考えていて、時間が過ぎるのがすごく遅く感じるようになりました。でも、そんなふうに思っていたのは一週間だけでした。残りの二週間は、日本に帰りたいと思うことはあっても、そこまでではありませんでした。それから時間はあっという間に過ぎていきました。周りがいままで住んでいた日本の生活と全く違うアメリカでの生活に代わりました。言葉は全然違うし、生活も全く違います。そんなところで、一ヶ月近くも生活したので、少しでも自立ができるようになれたらいいです。私の人生の中でも、とても価値のある一ヶ月になったと思います。

■「一番のプレゼントはあなた」 宮崎県聖心ウルスラ学園高校2年 塩谷 祐佳
一番嬉しかったことは、ホストファミリーとお別れをする前夜、ホストファミリーがたくさんのプレゼントをくれたことです。私は渡せるプレゼントがなく、そのことを伝えると、「一番のプレゼントはあなたです。」と言ってくれたことです。次に嬉しかったのは、誕生日を祝ってくれたことです。私の誕生日にメキシカン料理を食べに行きました。そのときにサプライズで祝ってくれて、本当に嬉しかったです。ホームステイでの反省点は、周囲の状況をすぐに判断できておらず、すぐに周りに伝えることができなかったりしたことで、良かった点は、自分から様々な人に話したり質問することができたことです。今回学んだことを忘れずに、ホームステイの良さを周りに伝えていこうと思います。

■アメリカで学んだ3つのこと 長崎県清水中学校2年 篠ア 琢海
この約3週間のホームステイで、僕はとても貴重な3つのものを得ました。1つ目は、聞く力です。聞く力とは、単に英語のリスニング力だけではありません。もちろん、その力も行く前に比べたら、確実に上達したと思います。でも僕は、それ以上に大切だと思っている、人が何を伝えたいのかを考えながら聞く力です。相手の目を見て表情を読み取って、聞こえた単語をつなぎ合わせて相手が何を伝えたいかを考えて話を聞くことで、だいたい理解することができました。2つ目は、コミュニケーション能力です。はきはきしゃべって、相手の目を見て、表情を作り、リアクションをすることが大切でした。そのためには、最初は慣れないかもしれないけど、少し大きなリアクションに挑戦することも大切でした。3つ目は、トライする精神です。それは何をするにしても大切でした。トライすることにより、今まで知らなかったことを知ったり、人との交流を深めることができたりします。もし、トライしてダメだったとしても。アメリカ人は温かく受け入れてくれました。僕はこの3つのことを忘れないように、今後の生活に活かしていきたいです。

■立ちはだかる言葉の壁 鹿児島県開陽高校3年 園田 愛理
このホームステイでは、様々な意味で本当に成長できた。このプログラムに参加することが決まってから、日本でほとんど毎日生活の中で必要だと思った表現をネットや辞書で調べ、メモ帳に書きとめていた。そして実際にアメリカで生活してみると、事前に調べていたことが役にたったことがたくさんあった。でもそれはほんの一部に過ぎなかった。そして実感した。「やはり英語は難しい」と。生きていけないことはないし、生活するには充分だったけど、アクシデントが起きたときに伝えられなかったり、もっと深い話をしたいと思っても、こう言いたいと思っても、それを言葉にできないと、すごく悔しいし、悲しくなった。ホストファミリーやTCの先生たちはいつも、私が理解できるように、それほど難しくない簡単な英語で説明してくれ、普段よりゆっくり話してくれているのがすごく伝わってきた。自分にとってはうれしいことではあったけど、その反面、悔しくもあった。いつか必ず同じレベルで話ができるようになりたいと思った。速すぎて聞き取れない時、英語で表現できない時、いつも英語をもっと勉強したいと心から思えた。ホストファミリーとの出会い、グループのみんなとの出会い、先生方との出会い、ホストファミリーの知り合いや友達との出会い、すべての出会いに感謝している。このプログラムに参加させてくれた自分の親に心から感謝。ありがとう。

■ 人生でいちばん涙を流した日 佐賀県佐賀大学教育学部附属中学校1年 川瀬 瑠菜
 私が一番に印象に残ったことは、家族や友達といろんなことについて話すことができたことです。私はアメリカ人とは何も話したことがなく日本で生活してきたので、このような機会を得ることができてとてもうれしかったです。そして、日本からきた友達とも友情を深めることができてとても良かったと思います。次に、印象に残った場所はショッピングモールです。アメリカと日本のショッピングセンターはあまり相違点がなくて、似ている方が多かったなぁと思いました。次に、一番うれしかったことは、いつもは学校で受験用の筆記英語などしか習わないけれど、アメリカに来たことで日常での会話など、アメリカの家庭ならではの覚え方ができて本当に光栄に思っています。そのような楽しい日が続く中で、さよならパーティーの準備が着々と進んでいきました。別れの日が近づくにつれ、「もう最後なんだ」という気持ちが心からあふれて泣きそうになりました。そしてさよならパーティー当日、本当にみんな涙を浮かべながら出し物をしていきました。そして終了したあとに、アシュリーとステイシーとハグをして涙をふき取りました。私がこんなに涙を流したのは初めてかもしれません。そして最終日、スーツケースに今までの思いをこめて、家を出ました。ホストシスターが家を出るときからずっと泣いていて、私も泣いてしまいました。このような体験ができて感謝しています。Thank you very much!

■アメリカでおどろいたこと 福岡県城山中学校1年 江口 大洋
僕は、このホームステイに来て3つのことにおどろきました。1つ目は、仕事や学校の終わる時間が早いということです。クラスが終わって5時に家に帰ると、すぐお父さんが帰ってきます、子供も3時に終わると言っていたのでおどろきました。みんな早く帰ってくるから、夜でも出かけたり、お父さんが料理したり、子供は家事を手伝ったり友達と遊んだりしていたので、日本では考えられないことだったのでおどろきました。家族中心の考えが分かりました。2つ目は、ディナー以外は自分で料理するということです。日本は全てお母さんが作って食べるだけだったけど、アメリカは子供でも自分で料理していたのでおどろきました。しかしそのおかげで、僕は料理できるようになったし、自分で皿を洗ったりするようになったので、いつもこれをしているお母さん、お父さんの大変さが分かり、これからはできることは自分でやり、親がほとんどの事をするということをなくしたいです。3つ目は、英語が完璧に話せなくても通じるということです。僕はアメリカに行く前、英語が通じるか心配だったけどほとんど通じました。話すとき、簡単な一文と単語でしか英語を話せませんでした。しかし、紙に絵を描いたり、ジェスチャーをしたりすることによって通じました。通じる方法をなんとか考えて話したりすることが初めてなので、これがとても良かったと思います。3週間という長期間、親と離れ、ほとんどの事を自分でしなければならない環境で、自分の事はほとんどできるようになりました。アメリカに来て僕は変われたので、来てよかったです。

■身にしみた別れのつらさ 鹿児島県日吉中学校2年 大西 駿祐
「日本っていい国だなぁ」と、ホームステイの2週間目後半に思った。やはり、日本の食文化は良い。アメリカの食生活も嫌いではないけれど、やはり心のどこかで、日本がいいと思ってしまう部分もある。それがホームステイ前半の、僕の気持ちだった。後半になり、アメリカに残りたい。そう思うようになっていった。さよならパーティーの後に、ホストファミリーとハグをかわした。それまで日本に帰る実感がなかったが、さよならパーティーでとてつもなくつらい「別れ」を感じた。今まで全く感じていなかったこともあり、涙が流れ落ちた。最もつらい、ホストファミリーとの別れのあいさつをかわした後は、次につらい、カレン、コリーとの別れ。自然に目がうるっときた。そのとき初めて、アーリントンに帰って、またホストファミリー、先生に再会したいと思った。「別れ」を一言でいうのは簡単なことだけど、実際自分自身がそういう立場にたつと、つらい。僕はこの「別れ」をただの別れにするのではなく、次に生 かせる別れにしたいと思っている。日本の家では全くしなかった手伝いも、アメリカでは出来たし、日本で出来なかったことをたくさんした。海外でのホームステイを未来に生かし、今後の人生に生かしていきたい。そして、この出会いを大切にし、国境を越えたつながりをもっと増やしていきたい。

■弟の成長が楽しみ 鹿児島県隼人工業高校3年 コ田 喜一
3週間のうちに一番多く一緒に過ごしたのが、ホストブラザーのBraydenです。食事をするときはひざの上に乗ってくれて、一緒にシリアルを食べたり、学校から帰って、おもちゃで遊んで、肩車やおんぶをして回したりと、とても楽しい時間を過ごしました。叫んだり噛んだりしてきた時もあって、ケガをしたりと大変だったけれど、ホームステイが終わったことで、これからは会うことができないのでとても残念です。さよならパーティーの時は、Braydenがその日怪我をしてしまって、母が病院に連れて行かないといけなくて来られなくなったので、パーティーを見てもらえなかったのが残念でした。結局最後まで泣いているか寝ているかで、話すことなくサヨナラしたのが辛かったです。Braydenは、今はまだ英語が単語で話すことは少ないけれど、もっと大きくなって話せるようになったとき、僕ももっと英語ができるようになって会いに来たりして、忘れないでいて欲しいです。

■家族がいることの幸せに気付いた 宮崎県加納小学校5年 赤塚 倫太郎
ぼくは、このホームステイをしてホームシックがほとんどだったけど、お母さんへの感謝や家族への感謝、友達(学校)への感謝や、学校の先生やアカデミックホームステイの先生にもたくさん助けてもらったので、感謝の気持ちを忘れません。日本に着いたら、お母さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ぼくの気持ちを和らげようとしてくれたホストファミリーにも感謝の気持ちを伝えたいです。家族がいることは、すごくありがたくて幸せなことなんだなぁと思いました。ぼくは、このホームステイで感謝というすごく大切な言葉(気持ち)を学べてよかったなと思いました。

■ホームステイを通して学んだこと 沖縄県向陽高校2年 崎原 未菜
 ホストファミリーと一日一日を過ごしていく中、ホストブラザー、ホストファザー、ホストマザーと徐々にうちとけていき、最後にはもう帰りたくなくなっていました。異文化の違いと日々体験する中で、日本の技術のすごさやアメリカの技術のすごさが見えてきて、アメリカから見る日本という違う面も見えてきました。また、サンフランシスコやサクラメントなどの終日研修では、都会で人々がにぎわい、活性化する一方で、ホームレスなどの格差があるという現実も実際に見てきました。ホストファミリーとは、最初はYes・Noだけしか答えられなかったけど、徐々にホストブラザーの英語も聞き取れるようになり、自分から話しかけることもできるようになり、宗教や政治の事など深い話もできるようになりました。日本の事や日本とアメリカの違いを説明したりして、英語の勉強にもなったし、様々なアメリカの事について学ぶこともできました。いちばんは、親元を離れて生活するということで自立心が成長しました。違う家族の元でお手伝いをしたり、一緒にご飯を食べて、遊んで、一人でこんなに異国でなじめた事で、これから先生活して過ごしていく中で大きな自信になると思います。コミュニケーションをとるということの大切さや、感謝の気持ちを表す大切さ、あたりまえかもしれないけど意外と難しいことを改めて実感し、学ぶことができました。

■自分の気持ちを言葉にできるようになった 沖縄県興南中学校3年 平良 志帆
 長いようで短かった3週間でした。最初は自分の性格を変えるためのホームステイでしたが、始まって2週間で「英語で自己表現をする」という目標にしました。なぜなら、日本では自己表現が苦手で、内気な性格だったので、アメリカで自分がしたいことをしっかり言おうと思ったからです。はじめに、私はアメリカの本屋に行きたくて、ウェルカムパーティーの時に、ホストマザーに「Are there bookstore in your town?」と聞き、「I want to go to bookstore」と言い、連れて行ってもらったのをきっかけに、自分がしたいことが言えるようになりました。そして私の目標は、ホームステイで達成することができました。ホストファミリーの方は親切で、私の事をよく理解してくれました。ここでの思い出は一生忘れません。

■母への感謝 鹿児島県伊集院高校2年 比良 有沙
私は今年の4月に9時間にも及ぶ、大きな手術をした。この手術をするのはもう少し先でもいいと医者には言われていたが、このホームステイに参加したいという思いがあり、早めに手術をした。家族は毎日お見舞いに来てくれて、「時間」を費やしてくれた。ホームステイをするために「お金」も費やしてくれた。もう“感謝”という言葉しか出てこない。アメリカでホームステイするには健康でなければ来れないわけであって、自分も頑張ったけど、一番頑張ったのは母ではないかと思う。日本に帰ってまず母に言いたいのは、「ホームステイに参加させてくれてありがとう。」ということだ。また、私は高校生になっても、未だに自立しておらず、何もかも母任せだった。しかし、ホームステイをしてから意識が変わった。このホームステイで、日本では全くすることのない料理をしたのだが、それが意外と大変だった。今まで母にまかせっきりだったのだと思うと申し訳ない。これからはしっかりと手伝いをして、自分のことだけでなく、相手の事まで考えられるような人間になりたいと思う。そして最終的には、広い視野を持った責任感のある立派な社会人になりたい。

■一瞬一瞬が全て学び 福岡県福岡教育大学附属久留米中学校1年 今村 隼人
僕はこの24日間という短いホームステイ期間中に学んだことは様々にあります。まずTCのStaciが言ってくれたことなのですが、「アメリカにいる間はこの一瞬一瞬全てが学びである」ということ。僕はその通り「一日一日が学びである」ということをしっかりと頭にたたき込みながら24日間生活してきました。アメリカの「衣食住」についてなのですが、「衣」は、さすがアメリカであって色んな服を着ている人が多かったです。「食」は、朝食はシリアル、昼食はサンドイッチにポテチにチョコレートに果物を、お弁当にホストマザーが用意してくれて、夕食はハンバーガーや肉、ポテトやブリトーなどを食べ、サラダは無かったのですが、個人的にはかなり好きでした。「住」は、どの家も一軒家で住宅地に建てる家が多く、マンションやアパートというのはかなり都会の方じゃないとあまり見ることはありませんでした。Staciが言っていたように「毎日が学び」。アメリカと日本との考え方、文化、地形などといった違いを知ることができました。「24日間もある…」という考えも日がたつにつれて無くなっていき、あっという間に時が過ぎ、「たったの24日間、めっちゃ楽しかった24日間、様々なことを知り、学ぶことができた24日間」になりました。

■思い出いっぱいのガイドブック 長崎県長崎大学附属中学校1年 野村 朗士
今回のホームステイは、長いようで短い、とても貴重な時間でした。毎日日記を書くたびに、その日どんなことを学んだのかをふりかえることができました。帰国の日、ガイドブックを見返すと、自分がアメリカで学んだことが多すぎて、とても良い経験になったなと思いました。アメリカでは、家に帰れば宿題はなくて幸せでしたが、英語しか使うことができないので、たくさん英語力、そしてコミュニケーション能力が発達したような気がします。友達もたくさんできて、帰るのがとてもいやになりました。ずっとアメリカにいたかったです。とにかく、今回お世話になった全員にものすごく感謝しています。ホストファミリー、先生たち、そして友達など、たくさんの人の助けがあって、僕のホームステイはハッピーエンドを遂げることができました。また参加したいです。

■ 日常生活を通して学んだ英語 佐賀県武雄高校1年 古川 久裕
 今回のホームステイを通じて、僕は本当に多くのことを経験し、学びました。特に習得できたのは、家庭生活の中での英語です。どのように相づちを打てばよいのか、よく使われる言葉、ききわけが必要な言葉、とても便利な言葉など。普段生活していく中で、必ず出会う英語、理解しておくべきことを学びました。特にこれは大事だと思ったことは、YesとNoの使い方です。否定の疑問を問いかけられたとき、僕はこれを間違えました。日本人は、問われた内容そのものに対してのYes/Noを答えます。例えば、「英語は好きじゃないの?」と聞かれると、「“いいえ”、好きです。」と答えるのです。対して外国人は、その疑問文の肯定の意味に対してのYes/Noを答えます。つまり、「“はい”、好きです。」「“いいえ”、好きじゃないです。」と答えるのです。これはとても大事だし、日本人は間違えやすいと思いました。他にも、質問に対する答えははっきりと答えることや、きちんと言いたいことを伝えることの大切さ、なども学びました。実際にアメリカに行き、生活して、僕はこのホームステイを実りある、充実したものにできたと思います。ここで得た多くの事を生かして、これからも頑張っていきたいと思います。

■もうひとつの帰れる場所 沖縄県西原中学校2年 安次富 優大
今回のホームステイは、とてもいいメンバー、いい家族に恵まれたと思います。メンバーと仲良くできるかな、ホストファミリーとうまくやっていけるかな、そんな不安はすぐなくなりました。みんなフレンドリーでどんどんいろんな人と話せて、学年はちがうけどこのメンバーでクラスをもっとできたらいいなと思いました。さよならパーティーの日、盛り上げるぞという気持ちや、終わるなという気持ちの中、パーティーを行い、大成功でした。その後、家に帰って荷造りをしているとホストマザーが手伝いに来てくれて、ホストマザーとホストファザーが「あなたたちは私の最高の子供。いつでも帰ってきていつでもこの犬たちと遊びに来て、いつでも歓迎する。」と言われて思いっきり泣いてしまいました。そして、「私たちは明日、あなたたちが起きたらもういない。今日で最後よ。さようなら。」と両方泣きながらお別れをしました。自分の中で決めていた『笑顔で別れる』というのはできなくなってしまいました。そして朝、ホストシスターが送ってくれて、みんながバスにのりこんで次々と人が帰っていくなかで、バスが見えなくなるまで涙で手を振ってくれました。本当に暖かい家族でした。またいつか絶対戻ってきたいです。

■ホストファミリーと過ごした日常 鹿児島県東谷山中学校1年 齊野 かれん
ホームステイ先でテレビを見たり、ホストシスターと遊んだりと、一見普通のようだけれど自分にとって充実した日々を過ごせたと思います。初めてホストファミリーの家に来たときは、何が何だか分からなくてホストシスターに3回同じことを聞いたりして、申し訳ないなと思いました。でも私のホストファミリーは、「大丈夫だよ。気にしないで。」と言い、優しく接してくださいました。夕食にホストファザーはステーキを作ってくれて、ホストファミリーと食べながら、オリンピックの試合を観戦した時は幸せでした。しかし、プールでホストシスターとゲームをしていたら、ホストシスターが足をひねって車いす状態になってしまってとても悲しかったです。その出来事が原因であまり遊ばなくなってしまいました。私はひまになり、いつも寝るようになりました。とても悲しくて、日本に帰りたいなと思うようになり、いわゆるホームシックになってしまいました。でも、そのままじゃダメだなと思い、横たわってスマホをしているホストシスターに話しかけ、ある時は、日本語を教えたり、みかんの花などの日本の歌を教えて話す努力をしました。そして、少し前よりはまた仲良くなれたかなと思います。ホストファミリーと過ごした日々はあっという間に過ぎ、ある時は帰りたいと思っていたけど、さよならパーティーの日は帰りたくなくて悲しくて涙を流してしまいました。ホストシスターが「泣かないで。私も泣きたくなるよ。」と言ってきて、私はもっと泣いてしまいました。そして帰りの日、ホストシスターがスクラップブックを私に渡してくれました。すごくうれしくて、一生の宝物にしようと思います。ホストシスターへハグをし、さよならをしました。また会えたらいいな。

■目標を通して得られたもの 大分県玖珠美山高校2年 竹内 真央
 ホームステイに向けて私がたてた目標は“100人の人と写真を撮る”でした。知り合った人と写真を撮るために自己紹介をしないといけません。そのために何を言うのかを考えてアメリカに行きました。実際に100人の人とは撮れなかったけど、たくさんの人と知り合い、いろいろな話を聞くことができました。話を聞く中で、自分の視野を広げられ、進路について考えることもできました。アメリカに行って初めて知ったことや、日本との違いに驚かされたことがたくさんあります。一度に買う食材の量が山ほどあったり、ランチには必ずスナックがついていたり、Sサイズのジュースがとても大きいことなど、どれもおもしろくてわくわくさせられるようなことばかりでした。今回、ホームステイに参加して自分の視野を広げられたと実感しています。以前からもっと勉強したいと思っていた英語や外国の文化に直接触れることができてとても嬉しかったです。この経験を自分の将来に役立てていけたら良いなと思っています。

■宝物を見つけた 宮崎県都城西高校1年 伊藤 友里菜
私は最初、ホームステイに参加するつもりはありませんでした。高校生になったばかりの夏だから、日本の友達と遊びたいと思っていたし、宿題も多い学校に入学したので正直、行きたくなかったです。でも、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに説得されて参加しました。初日は不安しかなかったです。家族と会えなくなるのが寂しかったです。友達ができるのかも心配でした。成田空港からサンフランシスコ空港までの飛行機は長かったし、寒かったので最悪でした。バスでローダイに行ってホストファミリーに会ったとき、ホストマザーだけが迎えに来てくれていました。最初のホストファミリーの印象は怖かったです。でも、ホストファザーが面白い方だったので安心したことを覚えています。日が経つにつれてどんどんみんなとも慣れてきて話すことが多くなりました。毎日夜は泣いていたけど、いつの間にか泣かなくなりました。生活が楽しくなりました。最初は行きたくなかったホームステイも、最後には帰りたくない、もう少しここにいたいと思うようになりました。日本の友達や家族ももちろん大切ですが、アメリカの友達や家族も私の大切な宝物です。ホームステイに参加してよかったです。参加するように説得してくれた両親、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝です。

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ホームステイの実態調査「参加者の意見」もご覧ください。

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