ホームステイと留学のMNCC
このホームステイは、観光旅行ではありません。「体験学習」であり、「人材育成」プログラムです。生活体験や文化交流による「異文化学習」が、その大きな目的であり、日本の家族を離れ、異なる環境の中で、ひとりで生活することによる「自立」もまた、目的の一つとしています。

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アカデミックホームステイ

〜 2016年度パンフレット掲載分 〜

2017年度  <<         >>  2015年度

コミュニケーション力   熊本県鏡中学校3年 中村 優紀
最初は3週間のホームステイを軽く見ていましたが、現地に着いて、税関で、早速英語が分からなくなりました。自分の知らない英語が出 てくるし、発音も授業で聞いていた発音と違って、混乱し、うまく答えられませんでした。そして、これから会うホストファミリーについ ても心配になってきました。最初は一人で滞在するのがいいと思っていたのが、ローダイ行きのバスの中では「2人がよかった。」と思う ようになってきて、事前の研修会で聞いた話が、少しずつ分かってきました。そして、ホストファミリーに会うと、本当に明るくてフレン ドリーですが、自分から話題を持ちかけられず、答える時もほとんど「Yes」「No」しか言えませんでした。コミュニケーションを取るこ とが難しく感じてくると、部屋にこもるようになりましたが、時間が経つにつれて、少しずつ緊張がほぐれてきました。気楽に過ごせるよ うになると、英語でも具体的に話せるようになってきました。伝えたいものが複雑なことなら、単語を並べて分かるまでリピートしたり、 伝えたいものが連想できるものを言ったりしました。英会話に慣れて、その場ですぐに対応できるようになると、英会話が少しずつ楽しく なってきました。特に英語が通じた時の嬉しさは忘れられません。ホームステイで学んだことは、英語の勉強より、コミュニケーションの 力の方が大きいということだと思います。おかげで、英語を話すことにも自信がつきました。

人と人とのつながりの大切さ   沖縄県浦西中学校3年 黒島 佳代
この短期留学に参加しようと思ったきっかけは、内気な性格を変 えたいと思ったのと、将来の視野を広げるため、英語を学び、文化の違いを学びたいと思ったからです。私は、具体的で達成できそうな目 標を設定しました。「誰にでも積極的に話しかけること」と「いつも笑顔でいること」です。この2つは、ほとんどのアメリカ人が実行し ていると思います。なので、私も同じように実行しようと思いました。初対面の人とすぐに仲良くなるのは、アメリカ人ならではだと思い ます。私は初対面のアメリカ人同士の会話を聞いていると、”Hi.”という挨拶から始まり、プライベートなことまで、数多くの話題につ いて話しているなと思いました。日本人はShyなので、そこはアメリカとの大きな違いかなと思います。そして、近所の人達との結びつき が強く、近所の人の家に自分の家のように入ったり、一緒に出かけたりなど、本当の家族のように親しくしているなと思いました。アメリ カ人はフレンドリーな人が多く、笑顔の人が多かったので、私は”Hi.”と気軽によく挨拶をしていました。日本では、知らない人に挨拶 すると、「え?」となるけど、アメリカでは、それが習慣となっているので、文化の違いに驚きました。このホームステイを通して、一番 深く学んだことは、人と人とのつながりの大切さです。このことは一生忘れません。

目的をどう達成するか   長崎県諫早小学校6年 馬場 一葉
今回のホームステイでは、目的を「アメリカで出会った人全員に あいさつをする。」にしました。最初の1週間、ホストファミリーとうまく過ごしていけるか、英語で会話はできるのか、不安がたくさん で、会った人に挨拶をすることができませんでした。ホストファミリーに会ったときも、”Hello”しか言えず、会話がはずまなかったで す。でも、目的を決めたので、達成しなければなりません。リサ先生に会ったとき、笑顔で自己紹介をしました。それから会う人には、” Hi!”と声をかけていました。今回のホームステイで、目的を達成するためには、自分が変わらなければ、アメリカ人と楽しく過ごせない ことがわかりました。これから、目的を持ったら、どうすれば達成することができるのかを考えていきたいです。また、ホストファミリー と過ごして、気づいたことがあります。それは学んだ英語をすぐ使った方がよいということです。最初の休日、私はプールに行きたかった ので、学校で習った、「どこどこに行きたい」という表現を使ってみました。今まで通じていなかった英語が、その時初めて通じました。 ファミリーが家のプールに連れて行ってくれて、ファミリーとも仲良くすることができました。今回、日本ではできないことをすることが できました。一番感じたのは、英語力が伸びたことと、コミュニケーション能力が向上したことです。

大好きなホストファミリー   鹿児島県志學館高等部1年 中山 瑞季
  アメリカに着いてすぐ、マクドナルドに行った。そこでチーズバ ーガーを注文したら、バーガーが2個出てきて、とても驚いた。「何でだろう?」と思って、よくメニューを見ると、2 cheese burgersと 書いてあった。普通の日本人の感覚では、1つのセットに2個バーガーが入っているなんて思わないので、ここで最初にアメリカの感覚との 違いを感じた。そして、私のホストシスターは160cmはありそうな背丈で、体重も私よりずっと重そうで、化粧もしている13才だった。最 初13才と聞いた時は本当に驚いた。もちろん英語はペラペラで、すごく優しくて、一生懸命簡単な英語を使っていろんなことを教えてくれ るので、本当に年下とは思えなかった。でも、だんだん仲良くなってくると、恋愛の話をしてきたり、イタズラをしたりして、段々と13才 の姿を見せてきた。見た目は18才でも、中身は13才だなと思った。彼女は、毎日スタディーセンターに私たちと一緒に行って、サポートを してくれた。みんな彼女とすぐに仲良くなって、みんな彼女が大好きだった。私のホストシスターもスタディーセンターで、みんなと過ご すのが大好きで、自分の学校があって、スタディーセンターに行けない日は悲しそうにしていた。私は、本当にホストファミリーが大好き だった。自分達の部屋にいるのは、寝る時と着替える時と準備する時ぐらいで、ほとんどの時間をホストファミリーと過ごした。アメリカ で最も強く感じたことは、多くの人々がとても、広く温かい心を持って、私に接してくれたことだ。また、いつかアメリカに行って、みん なに会いたい。参加させてくれた両親に本当に感謝している。

人が大切にしなければいけないこと   宮崎県飯野中学校2年 今西 陽香
今回のホームステイで、いろんなことが分かり、物事の考え方が変わった。一番驚いたことは、「ありがとう」。日本では、「あ、ごめん。」や「すみません。」のように、人に何かをしてもらったことに対して、マイナスの言い方がたいてい使われる。アメリカは、「ありがとう。」とプラスの言葉を使う。私は、それを知って、こまめに”Thank you.”を使うようにした。すると必ず、”You’re welcome!”を返してくれた。日本に帰ったら、アメリカ人みたいに「ありがとう。」をこまめに使いたいと思う。アメリカの良さをtakeして、日本にgiveしたい。また、物事の考え方として、先生から「ハーフエンプティ(半分しかない)」ではなく、「ハーフフル(半分もある)」というプラスの考え方を教えてもらった。これから何でもプラスに考えていこうと思う。アメリカに来たおかげで、英語もそうだけど、もっと人が大切にしなければいけないことを沢山学んだ。そして、私には、素敵な新しい家族ができた。ホストファミリーに、ずっと言われ続けたことがある。”You are strong.(あなたは強い)”私は、時々目をそらしたり、部屋にこもったり、質問されても、意味が分からずYesと返事したりしたのに、それでもファミリーは、「あなたは強いのよ。」と言ってくれた。帰国の朝、車で出ようとすると、ホストシスターが裸足で走ってきた。そして、一番の笑顔で、ハグしてくれた。その時、耳元で”You are strong.”って言ってくれた。どんなに辛いことがあっても、希望という光に向かって、真っ直ぐ歩いていこうと思う。

これから参加する皆さんへのアドバイス   沖縄県昭和薬科大学附属高校2年 伊佐 真太朗
英語を話す人と一緒に、アメリカの生活習慣の中で暮らしていくということは、とても貴重で有意義な経験になりました。学校の授業だけ では、分からないようなことも色々と学ぶことができました。こういったことは、ホテルに泊まり、通訳付きの旅行では、決して学べませ ん。これから参加を考えている人へのアドバイスも少し書いておこうと思います。まず、英語についてです。日常会話については、センタ ーから配布される教材をきちんとこなせば困る事はありません。日本文化のことなどを話すときには、多少難しい言葉を使うこともあるか もしれないので、あらかじめ話したいことに関係する言葉を辞書で調べたりすることをおすすめします。次に、多くの人が心配するであろ う宿題についてです。僕は、あまり多く持って行かないことをおすすめします。大体の人は、ほとんど宿題に時間を割くことができないと 思うからです。僕の学校は宿題が多いため、帰国後に終わらせられるか不安になった僕は、親の警告も聞かないふりして、大量の宿題を持 って行きましたが、ほとんど手付かずの状態です。帰国後は相当ハードになりますが、荷造りの手間以外には、特に後悔はありません。ホ ームステイ中は、現地の人と楽しむ事を最優先にした方が絶対にいいと僕は思います。宿題を出来る限りやっておくのも準備の一環だと思 います。僕は折り紙が大好きで、自己紹介にも折り紙のことを書いていました。そのこともあってか、工作好きの兄弟がいるホストファミ リーが僕を選んでくれ、その兄弟に折り紙を教えながら、楽しく遊ぶことができました。こういった自分の趣味を持っていると、期間中に 共通の趣味を語り合ったり、紹介したりしながら楽しく過ごすことができると思います。

広大な大地のような広い心   宮崎県延岡高校1年 横山 直子
アメリカに着いてからは、全てにびっくりすることばかりでした。ホストファミリー宅での生活が始まっても驚きの連続でした。まず、家 に正しい時刻を示す時計がないことに一番驚きました。私の日本の部屋には3つの時計があり、毎日分刻みで生活しているので、時計がな いとやっていけないのに、なぜアメリカでは、それが成り立つのかが不思議でした。しかし、3週間一緒に過ごすうちに分かってきました 。まず、子どもが分刻みな生活を送る必要がなく、父も母もその必要がないからでした。行き当たりばったりな生活でした。私には、同じ ことはできないけれど、それも一つのアメリカ文化だと感じました。家庭生活だけでなく、社会全体がそうであり、たとえ相手が時間通り に来なくても責めずに受け入れるポジティブ精神、広い心は私も見習わなければならないと感じました。私もアメリカの広大な大地のよう な広い心を持った人間になりたいと心から思いました。でも、アメリカ人がそういう心、考えを持っているのは、広大な土地、広い道路、 広いスーパー、時間をあまり気にしない生活をしているからだと思いました。日本人のように狭い道路、電柱が立ち並ぶごちゃごちゃした 道、分刻みな生活をしているとなかなかそうはいかないと思います。それが日本とアメリカの差であり、人種の差、国が違うと考え方、文 化が違うとはこのことなんだろうなと実感しました。

父の言葉が支えになった   大分県北山田中学校2年 日隈 尊優
  このホームステイに参加したのは、英語を聞く力と話す力をつけ たいと思ったことが一番の理由です。ホームステイに行く事が決まった時、不安も少しあったけど、とても楽しみでした。そして、オリエ ンテーションを終えるごとに楽しみだった気持ちが強くなりました。しかし、色々な物の準備、パスポートを取るための手続き、ホームス テイの資料、学校の宿題で、やることがとても多く、嫌になったこともありました。それでも、ホームステイをしている自分を想像し、そ れが実現できるようにするため、それらをしっかりとやりました。今思えば小さなことですが、とても良い思い出です。そして出発の日、 僕は父と一緒に空港へ行きました。父は、「楽しんできなさい。」とだけ言って、僕を送り出してくれました。そのおかげで24日間を乗り 越えることができました。アメリカに到着して、ホストファミリーに会うまで、少し不安に思っていました。迎えに来た時は、とても緊張 しました。でも、車の中でも両親ともによく話しかけてくれて、すぐに仲良くすることができました。こうやって家族の一員になりました 。サヨナラパーティーの時には、これまでのファミリーとの思い出が頭をよぎって、涙が止まりませんでした。長いようで短いホームステ イが終わり、今一番したいことは、僕の家族に大きな声でただいまと言うことです。

協力することの大切さ   佐賀県城北中学校1年 梶原 凜那
このホームステイで学んだことは、みんなで協力することが大切 だということです。そう思った理由は、サヨナラパーティーの準備を行う際にも、話し合いや必要なものの準備をみんなでやった時、一人 では数時間かかるものも、数分で終わり、協力の大切さを改めて感じました。それにサヨナラパーティーの当日、作った物がいくつか無く なってしまいました。それを作るのにとても時間がかかる物だったので、大急ぎで作りました。みんなでやるとあっという間でした。私は 、このような経験を通して、「友達」という大切な存在に気がつきました。また、私は、最初心配だったことがありました。それは、初め て一人で全部しなければならないということです。今まで、ほぼ家族がいろんなことをやってくれていました。けれど、荷物の管理や洋服 の管理なども全て自分でしなければなりませんでした。忘れ物がないか、スーツケースに全部収まるか、そんなところがとても心配でした 。このホームステイを通して、協力することの大切さ、友達の存在、そして、自分で何でもやることは大変なんだということを学びました 。それらを日常生活に活かしていきたいなと思います。

バランスの取れた自己主張   福岡県和白丘中学校2年 阿蘇品 結
私は、自分のことも相手のことも慎重に考えることが大切だということを学びました。言い方が分からないからといって、すぐ諦めるとファミリーや周りの人々との親交は深まりません。自分のしたい事や意見を伝える事が出来ないと、違う文化や考え方を持った人々が住んでいる国にいるのですから、このホームステイの期間中、ずっと困ったことになるかもしれません。だからといって、自己主張しすぎるとファミリーや先生方、生徒の皆に迷惑になるだけです。場面によって我慢する、または、我慢してはいけない時が沢山ありました。また、アメリカでは、日本の家族に言えなかった「ありがとう」という言葉をたくさん言いました。アメリカで出来たのなら、日本でも出来るはずです。アメリカで学んだ「小さなことにも感謝する」ということを日本で生かしたいです。このホームステイでは、様々なことを教えてくれました。こんなに学んだからには、日本でもそれを生かし、人の役に立ちたいです。

ホストファミリーとの良い思い出   鹿児島県鶴丸高校2年 吉村 幸翼
私のホストマザーはとても陽気な人で、会う人、会う人に、私の と思う時もあったが、やっぱり嬉しかった。家族は4人だが、スキという犬がいて、毎日午後7時半ころに、マザーと散歩に行ったのは、と ても良き思い出である。私がアメリカで受けたカルチャーショックはいくつかある。その一つが、多くの人が家で犬を飼っていて、家の中 で犬を放し飼いにしていることだ。最初の何日かは、犬が家の中を走り回っていることが、とても不潔に思えて、しょっちゅう手を洗って いたことを今でも覚えている。また、食生活にもショックを受けた。主食がジャンクフードだったからだ。私がアメリカで食べた野菜は、 ハンバーガーに挟まっているレタスかフライドポテトしかない。マザーは、できるだけ多くのアメリカ人と会う機会を与えてくれた。ホス トシスターとは、仲たがいをすることもあったが、それでこそホームステイだと思う。今回のホームステイで、私はアメリカをよく知り、 とても好きになれた。

安心できる関係を築いた   大阪府近畿大学附属看護専門学校1年 寺田 理奈
ホストファミリー宅に着いて、ハグで迎えてくれた時はすごく嬉しくて、どこからか「上手くいく」という自信が出て来たが、その自信は すぐ不安に変わった。ホストシスターのMeganに趣味を聞いた時、言葉を話すスピードが想像以上に速かったのだ。言葉がなかなか聞き取 れず、このまま約3週間、ちゃんと会話が出来ないのではないか、前回の留学生と比べられて相手にされなくなるのではないか等、初日か らこんなに悩むなんて思っていなくて、悔しかった。そんな日が何日か続いたが、Meganと話す時のコツを掴んでからは、そんな悩みは無 用だった。私がMeganと話をしている時に、嬉しいと思うのは、引き笑いでお腹を押さえながら笑っている時だ。楽しいと思っているのが 伝わるし、何よりこの笑い方は親しくなった相手しているようだからだ。私がMeganといる時、楽しく、嬉しく思う時間は一緒にテレビを 見ている時である。ソファで同じ毛布に入り、顔を見合わせながら大笑いする。文化も違うけど、笑顔だけは世界共通だと思った。ホスト マザーも初めて会った日から優しかった。マザーの言葉は何度も私の心を温かくしてくれたが、特に印象に残っている言葉が2つある。1つ 目は、帰国の1週間前、「あなたを失いたくない。私達はあなたのアメリカの家族よ。また、ここに帰っておいで。」2つ目は、帰国の前日 、寝る前に、「あなたが来てくれて、本当に良かった。あなたは私の日本の娘よ。」だ。こんなに私を大切に想ってくれているんだと思っ たら、素直にすごく嬉しかった。大変なことは数え切れないくらいあったホームステイだったけど、この家にホームステイできて良かった と心の底から思う。初めの頃は、一緒にいる時、緊張しかなかったのに、いつの間にか安心出来るような関係を築かせてくれたMeganとMom には感謝の気持ちで一杯だ。

自分の実力がわかった   沖縄県中城南小学校5年 羽地 利貴
僕はホームステイに目標を持って行きました。それは、25セントコインを50種類集めることです。僕はできるだけ小銭を増やしたり、友達と交換したりして、なんと56種類集めることができました。50種類とっぱすると、うれしかったです。なので、そういう目標でも、心にきめていくといいと思いました。ホームステイをして、知ったことは、「どこどこへ行ってください。」や1週間の言い方など、いろいろ知りました。しかし、いちばん知ったのは、自分の実力です。聞く事は意外と簡単でしたが、言うことが9割くらいしかできなくて、まだまだだと思いました。このホームステイは楽しかったし、ためになったと、自分では思います。

ファミリーとの時間は一生の宝物   宮崎県尚学館中学校3年 林田 力斗
「ホームステイしてみらん?」私のホームステイはこの言葉から始 まりました。普通、ホームステイと聞くと、英語力が必要になると思うでしょう。でも実際はそんなのあまり関係ありません。大切なのは 、Tryの精神です。自分から握手を求めようとするにも、新しい何かを体験するにも全てTryの精神が関わっています。私がそのことに気付 いてから、ホームステイは大きく変わりました。私が一番トライして良かったと思うのは、自分から積極的にアメリカの友達を作ることで す。アメリカの人たちは、とてもフレンドリーなので、すぐに友達になってくれました。友達を作ると、それだけ遊ぶ回数も増え、パーテ ィーに呼ばれたり、笑顔が増えたり、思い出が増えたりと、他にもいいことは沢山あります。そして、もちろんホストファミリーとも仲良 くなり、ファミリーと一緒にいた時間は一生の宝物になりました。私は幸せ者です。こんなホームステイに行かせてもらえて、アメリカで も良い人に囲まれ、大切にしてもらえたのだから。

ホームステイを通して、大人になれた   鹿児島県鹿児島第一中学校3年 今井 稜
僕はこのホームステイで、少しだけ大人になれたような気がする。 最初、ファミリーと会った時、僕は楽しみで仕方がなかった。でも英語で話しかけられて、びっくりして、ファミリーの質問にYesかNoで しか答えることが出来ず、上手くコミュニケーションがとれるかどんどん不安になっていた。ファミリーが話しかけてくれても、何て答え ていいか分からず、ずっと黙っていても、ファミリーはとても優しくしてくれて、すごく嬉しかった。そのうちアメリカ人の英語の話す速 さに慣れていき、Yes、No以外にも答えられるようになり、自分から話しかけることも出来ていった。すると、ファミリー以外の人と友達 になることもできた。それでも単語の意味が分からなくて聞き取れなくても、みんな笑顔でOKと言ってくれて、本当に嬉しかった。何でこ んなに優しくしてくれるんだろうと思った。不安になっていた僕をファミリーや友達は、優しくしてくれた。そのおかげで、僕は嬉しくな り、自分から話しかけるようになった。人は不安になっている時に優しくされると、みんな嬉しくなるんだということを知った。その結果 、僕は少し大人になれたと思う。このホームステイで学んだ、人に優しくするということを、これから実行していこうと思う。

ホストファミリーとの絆   熊本県東稜高校1年 川上 直子
このプログラムでは、携帯電話を持って行く事ができないので、24日間生きていけるのか、とても心配だった。でも、アメリカに行って数 日経ってから、「そういえば、携帯のことを忘れていた」と気付いた。考えてみれば、せっかくアメリカまで来て、ホストファミリーと出 会えたのに、携帯をいじるなんて、とてももったいないことだ。私が出会ったホストファミリーはとてもいい人たちだった。2日目のウェ ルカムパーティーでは、すでにふざけあえる関係になっていた。私は、平日一つの楽しみがあった。私の家族は全員運転ができたから、毎 日、今日は誰が迎えに来てくれるだろうかとワクワクしていた。送り迎えの時間で、話す機会をつくることができた。帰国前には、マザー やブラザー以外に、ブラザーの奥さんまで、私の部屋にきて、荷物の梱包を手伝ってくれた。時差ぼけを防ぐために、わざとギリギリまで 寝なかったら、ブラザーの奥さんが、「私もずっと起きておくよ。」と言ってくれて、ずっとおしゃべりしていた。また、みんなが、「あ なたはよく寝坊するから、明日も寝坊して、ずっとこの家にいてよ。」と言ってくれた。帰国日には、バスが少し遅れてきたので、「これ で、日本に帰らなくてすむぞ!」と、最後の最後まで言ってくれた。本当にこのプログラムに参加して良かった。今まで見ていた自分の世 界の狭さに気付くことが出来た。

相手の立場を理解する大切さ   長崎県長崎大学教育学部附属中学校2年 稲形 のん
この24日間のホームステイで、言いたいことが伝わらなかったり、相手が言っていることを理解できず、あきらめられることが何度もあり ました。その度に、英語ができない自分に腹が立ったし、悲しい気持ちになりました。でも、ホストファミリーや学校の先生たちが、わた したちが英語があまりできないということを理解して、ゆっくり話してくれたり、ジェスチャーや辞書を使って、言いたいことを伝えよう と工夫してくれたおかげで会話することもできました。それに、私も英語ができないことを頭に入れて、ジェスチャーや和英辞典を用いて 、何とか伝えようと努力しました。このことから、自分と相手の立場を理解することは大切だと思います。なぜなら、相手が英語をできる ということから、自分は何もしなかったら、自分が相手に伝えたい事が伝わらないし、英語が話せないのは自分の問題なのに、人任せにす るのは、間違っていると思うからです。お互い理解し、頑張ったから、伝えたいことが伝わり、会話することができたのだと私は思います 。このことは、友達関係でも必要だと思います。相手の良いところ、悪いところ、自分の良いところ、悪いところをお互いに理解した上で 、良いところは伸ばし、悪いところを少しずつなくしていってあげるのが、私の中での親友だからです。それに将来にも役立つことだろう と思います。私は将来看護師を目指しています。看護師は患者の命を預かる重要な仕事です。きつくても人任せにせず、頑張る、頼りにな る人になりたいです。そのために、相手と自分の立場を考え、理解し、きつくても逃げないということを心がけて生活したいと思います。

将来の目標の第一歩となった   佐賀県小城高校2年 廣川 愛弓
このホームステイに参加するきっかけは、お父さんが新聞の切り抜きを持ってきてくれたことです。お父さんもお母さんもアメリカへ行く ことに賛成してくれ、お金を出してくれました。だから、精一杯学んでこようと思いました。アメリカで過ごしたのは3週間ほどですが、 たった少しの間日本を離れていただけで、日本の事を再認識できました。一番違うと感じたのは、やはり気候です。日本では半袖でも汗を かくのに、アメリカでは長袖を着ていても全く汗をかきませんでした。本当に空気が乾燥していて、そのため室内で靴を履いていても大丈 夫なんだと思います。洗濯も週に1回しかしないことに驚きました。私の家は、両親が共働きで平日の家事はいつも祖母がしてくれていま す。毎日私達の洗濯物をたたんでくれています。今回、1週間分の洗濯物が返ってきた時、たたみ方が難しいものもあり、大変でした。私 の家は家族が多いので、祖母はもっときつかっただろうと思います。今回それを知る事ができたので、次からは積極的に手伝おうと思いま す。今回のホームステイでアメリカの生活様式や文化、習慣などを身近な視点で知る事ができました。私は世界中の文化を知りたいと思っ ています。このアカデミックホームステイが、その目標の第一歩となりました。

コミュニケーションの楽しさ   鹿児島県牧之原中学校3年 北住 和大
出発の日、これから始まるホームステイにわくわく、ドキドキして、ホストファミリーに会うのを楽しみにしていました。2人でホームス テイと聞いていたので、ちょっとほっとしていました。しかし、実際は、1人で滞在することになり、最初は焦りましたが、ま、いいかと 思えるようになりました。ついにホストファミリーと対面。どんな人かなと思っていたら、ものすごく優しそうな人でした。でも、一番あ りがたかったことは、私を受け入れてくれたことです。ファミリーが受け入れてくれなければ、私は誰ともコミュニケーションを取れなか ったと思います。ホストファミリーが教会などに行くから、期間中、30人以上の人とはしゃべったり、遊んだりしました。私の目標は、「 50人にサインをもらう」ことでしたが、達成できませんでした。しかし、私はサインをもらうことよりもこの人達と出会い、名前を覚えて もらい、楽しんだという方が大事だと思いました。このホームステイプログラムで学んだことは、まずは感謝の気持ちとコミュニケーショ ンだと思います。ホストファミリーに会えたことと友達になれたことに感謝し、自分自身の親に感謝して、頑張っていきたいと思います。 コミュニケーションは今から大人になるにつれて、高校、社会と知らない人がたくさんいると思います。私はコミュニケーションの大切さ を知れたので、知らない人でも仲良くできるように、この経験を生かしていきたいと思います。

自分が変わった3週間   熊本県上天草高校2年 森枝 萌菜
  たくさんのことを学ぶことができました。一つ目は自分の意思を伝えるということです。私はアメリカに行く前は、積極的に自分の意見を 伝えることが苦手で、なるべく目立たないよう影を薄くして生きてきました。はっきりと自分の意見を否定されるのが怖いからです。です が、徐徐にそんな自分に飽きてしまい、変わるきっかけとして、このプログラムを選び、参加しました。結果として、私は変わることがで きましたが、それ以上にたくさんのものを得ることができました。アメリカの家族や友人との絆、意思を伝えることの大切さ、積極的に人 と関わろうという気持ち、挙げればきりがありません。本当に参加して良かったと思います。二つ目は、コミュニケーションをとる大切さ です。アメリカの人達をみていると、目が合うだけで手を振ったり、必ず挨拶の後に調子を聞いたりしているので、会話がしやすい雰囲気 だと感じました。これがオープンなアメリカ人を作っているのかもしれないとも思いました。他に私はアニメを見ることが好きで、様々な アニメのタイトルを知っています。それが影響して、絵を描くことが趣味になりました。日本とアメリカでは言語が違うので、知っている 人は少ないだろうと予想していましたが、ジョシュという男の子に会って、それは間違いだと確信しました。同時に、海を越えて同じ物を 見て共感している人がいると思うと、嬉しくもあり、ホームステイに来てそれを知ることができて良かったと思います。これから近い将来 、私は就職して大人になります。その時、後悔しない選択をして、またホストファミリーに会いに行こうと思います。この研修では、辛い ことももちろんあったけど、その倍楽しい事や嬉しい事がたくさんありました。この研修で得た事を生かし続けて、積極的に生きていこう と思います。

自分に自信を持ち、堂々と   大分県東中学校1年 小野 柚香
私は、初のアメリカに着いたときは、ワクワクして気持ちがおさまりませんでした。1日目の家では、時差ぼけや体調不良が起こりました 。それに、一緒に滞在している子がとても英語が分かるのに、私だけ分からなくて、大きな差を感じました。家の中での会話も、私はYes かNoしか言えないけど、一緒に滞在している子は、どんどん自己紹介をしていき、差が開いていきました。1日目の寝る前は、「帰りたい 。」と思っていました。行く前の気持ちは、どこに行ったんだろうという感じでした。でも、翌朝、友達との差が開いているのは、私が努 力していないからだと気付きました。昨日、それに気付かなかった自分が恥ずかしかったです。その日から毎日、自分を紹介する文を考え 、ホストファミリーに言いました。学校では、皆の前で発表するのは恥ずかしいなと思っていました。それに答えが間違えていたらどうし ようと余計な事もたくさん考えてしまい、どんどん不安な気持ちが増えていきました。でも、みんなが堂々と自分の考えを発表していて、 とってもかっこよく見えました。私のホームステイに参加する理由は、「自分に自信を持つ」ということでした。それを達成するためには 、堂々と自分の意見を発表することが大切だと思いました。作文を発表する時も、少しつまづいても、自分の意見を言い、頑張ることがで きました。

自分から始めること   沖縄県粟国中学校2年 玉寄 由利亜
アメリカに来てびっくりしたことは、何もかもBigで、自己中心 的が当たり前で、謙虚にしていてみんなの前でおどおどしている日本人とは全く違ったので、ちょっと戸惑ったし、初めはちょっとつまら ないなと思っていました。でも、その空気を作り出しているのは、何もできなかった私が作り出したものだと学ぶことができました。私は 、何かお願いするのが苦手で、断られたらどうしようと、いつもそればかりを考えては、恐れて何も言えないままでした。でも、何かしな いと何かが始まらないと教えられて、自分からI want toと言えた時は嬉しかったです。しかも、その答えが”That’s fine.”ときたので 、初めから言えば良かったなと思う自分もいました。でも、あの後悔していた自分があったからこそ、学べることができたので、あの少し の後悔も良い経験だったなと思いました。

様々な新しい出会い   大分県高田高校1年 園部 大輔
私達は3週間という期間で、新しく、足を踏み入れたことのないアメリカへ来て、新鮮な英語に出会い、新たな友達に出会い、一生忘れることのできないホストファミリーと出会うことができた。様々な人達との出会いを通じて、今までの自分になかった物が、3週間過ぎた今、自分の中に存在している気がする。私達を受け入れてくれたホストファミリーには、暴れん坊な男の子がいて、自分の日本の家も同じなので、あまり抵抗はなかったが、アメリカは日本のレベルをはるかに超えていた。ホストペアレンツもたくさんの場所に連れて行ってくれ、私に手紙をくれた。手紙は、日本に帰ってから読もうと思う。本当に感謝で胸がいっぱいだった。そして、忘れていけないのは、日本にいる家族のことだ。50万円というお金を払ってまで、このプログラムに参加させてくれた。この3週間で様々な出会いを通じて、たくさんのことを吸収した。これは、決してお金には代えられない、とても大切な思い出として残ると思う。協力してくれた方々に感謝し、これからの自分作りに生かしたい。

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ホームステイの実態調査「参加者の意見」もご覧ください。

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