南日本カルチャーセンターは、おかげさまで50周年を迎えました

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Los Banos

グループ情報

  • 引率者:中村 真美 

    (鹿児島市立国分高校)

  • ステイ地:Los Banos, CA

Los Banos地図

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思い出の写真

このグループの参加者から当時の写真を送っていただきました。ぜひご覧ください。

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    参加者からのコメント

    • 池田 美代

      垂水高校2年(鹿児島)

      MNCCのプログラムは、現地での工程が充実しているだけでなく、事前事後研修が充実している点が素晴らしいと思います。英語が話せればコミュニケーションがうまくいくわけではなく、異文化で育ったホストファミリーの考え方や感じ方を学んだり、当たり前だと感じている自分が、実は家庭や地域、日本というバックグラウンドに大きな影響を受けている自分であることを自覚してから異文化に飛び込むことが大切です。   これからMNCCのプログラムに参加される皆様が、たくさんの気づきを楽しんで、その経験で人生を開いていかれることをお祈りしております。

       高校生としての参加を通して、生きる世界が変わりました。10代という感受性の豊かな時期に、目に映るもの、聞こえる音、匂いなど、五感すべてを使ってアメリカを感じる経験を持てたことで、日本で狭い世界に生きていた私は心が楽になり、帰国後も自分らしさを大切に生きていく道を選ぶことができています。
       その後、オーストラリアでの日本語教員助手を経て、鹿児島県で英語教員の道に進みました。現在は独立し、自分らしい教育の実現のために英語教室を運営しながら、こども園や高専で講師の活動も行っています。
       今でもありがたいと感じることは、東日本大震災が起こったあとに、疎遠になっていた高校時代のホストファミリーから心配のメールをいただいたことです。離れていても、連絡は取っていなくても、昔ホームステイした私のことを気にかけてくれる家族がアメリカにいることを本当にありがたく感じました。
       中学教員時代には、引率者としてもホームステイへ参加させていただきました。鹿児島の子どもたちだけでなく、沖縄、宮崎、東京など全国から集まった生徒さん方が集まったグループでした。全く異なる環境で育っていた子どもたちでしたが、帰りの羽田空港で各自の帰宅先に向けて異なる搭乗口に向かって別れる際、ハグをして別れを惜しむ涙を流していました。スマートフォンがまだほとんど普及していない時代、アメリカでお世話になった方々とのつながりだけでなく、大きな挑戦を一緒に乗り越えてできた日本各地から集まった子どもたちの間に生まれた絆に感動を覚えました。
       学生時代と教員時代に二度もMNCCのプログラムに参加させていただき、私の人生は開きました。創立50周年を迎えられ、心よりお祝い申し上げます。これからも、たくさんの子どもたちがMNCCのプログラムを通して深い学びを得られるように、貴社の末永いご発展をお祈り申し上げます。